鍼師のなり方

2007年08月13日
 ■  資格を取って鍼を打つまで!

鍼の資格を取ってすぐに鍼を打てるかというとそうでもないです。
場所によりけりですが、治療院なんかだと、院長先生の助手が殆どかと思います。
例えば、院長先生が打った鍼を抜くとか、鍼を打っている間に足にお灸をしたりなど。
この業界ってまだまだ古いしきたりというか習慣があって師弟関係というか、技術は見て盗め的なとこが多い。

細かく教えてくれることはあまりないようですね。
だから発展しないんだと思う。
勿論、そういう鍼師の先生ばかりではないんだけど、大方はそう。

学生のうちならこういう体制でやっているところに勤めておくのは良い経験になると思う。
資格を取る前にこういう勉強しておいてさらに出来るなら、体に触れるところも見ておきたい。
学生のうちって勉強もしないといけないけど、学校では頭の勉強だけ。

体を触る機会が少ないから出来るだけ触っておきたい。
資格とっても車じゃないけどペーパードライバーみたいな感じ。
実際に世間に出たら何も出来ないんで、実践も経験しておきたい。

そうすれば、資格をとっていざ働く時にすぐ給料が発生したりするから。
鍼師の初任給って17万とか20万ないところが多いから余計に研修期間は短い方がいい。
技術がないと面接でおとされることもある。そうならない為にも技術を学生のうちから経験しておきたい。

人によってはある程度鍼が打てるようになるまで指圧を10年やれって言う先生もいる。
現に鍼の資格しかない人が指圧やマッサージをしているケースは大勢いる。

なので、これから資格を取りたい人は鍼プラスあん摩マッサージ指圧も一緒に取れる学校に行くことを勧めます。
もう学校に入っている人は・・・・がんばってください。
鍼の資格を取りに行って3年、マッサージも3年で計6年行くよりは一緒に取って3年でとった方が将来的なビジョンを考えればプラスに働くと思います。

実際の現場でも鍼を希望する人よりマッサージ(指圧・あん摩)を希望する人のほうが圧倒的に多い。
でマッサージで良くならないとか、慣れてきたら鍼を勧める形が一般的だと思う。
やっぱり鍼は怖いイメージが強いから。
一回やってみると意外に痛くないんですねって言う反応が殆どだけど最初はやっぱり怖い。

なのでマッサージに説得力のある技術がないとなかなか鍼を出来ないので、鍼の資格しかない人もマッサージの勉強をすることは大事。
人に触ってなんぼの世界だからマッサージで体のことを知ってから鍼。
この流れがいいと思う。

実際は鍼の資格しかない人がマッサージをしちゃいけないんだけど、その辺はあいまいだね。
マッサージしてる人で資格ない人もいるから。
求人案内なんか見てると無資格者OK!
みたいな求人も出てるからその辺はしっかり取り締まって欲しいところです。

2007年05月02日
 ■  新人研修パート3

新人さんも技術がある程度ついてくるとデビュー!!
そう、患者さんを相手に治療していきます。
いきなり鍼は打てないけど、まずはマッサージから。

一番最初の患者さんって大事なんだよね。
こちら側も癖のある人に当たらないように自分の患者さんを当てたり、人のいい方を当てたり調整していきます。
最初からヤクザのような人って難しいじゃないですか?
ただ意外にヤクザの様な方のほうがやさしかったりもするんですが・・・

緊張するんだろうね。当たり前だけど。
問診もしっかり出来ない。技術は当然ない。
出来るのはその人のために一生懸命になること。
これがあれば何とかなる。会話をしながらね。
でも緊張してるから会話が出来ない。目の前のことに頭がいっぱいだから。

でも会話が出来ないとクレームの嵐。
クレームがあるならいいんだけど、クレーム言わずに違うところへ行くのが殆ど。
だから、さっき言ったような自分の患者さんを当ててあげる。
患者さんによっては試しに受けてくれるような方もいるので(ありがたいことです)、お言葉に甘えています。

そのクレームを一つずつ消化していって一人前の鍼師になっていく。
まあこんなことはどこの世界でも同じですよね。
はじめからうまくいくなら練習なんて必要ないわけですから。
デビューしたら練習しない子が中にはいるんですが、それでは良くないですよね。

パーフェクトって言うのがないですから。頂点がない。いつもより良い治療が出来るように目指すことが大事。
新人君がどれだけ意識が高いのか、人それぞれですが男性の新人君は比較的意識が高いかな!?
女性はサボりがちな子がちらほらいる。
こちらも練習する気のない子にわざわざ時間をとられたくないのでこちらから言うことはないです。

女性が嫌いなわけじゃないですよ。
ちゃんとはじめに、デビューした後も練習したい時は誰でも声かけてねって、ただこちらから研修の時のように練習するよとは声をかけないからっていってあるから。

声をかけないからそのまま。
技術が追いつかなくなってくるからやめていく。
向上心のないものは落ちていく。
現代社会というか、世の流れだと思う。

実力があるものが残る。
まあ実力があるだけじゃ食べてはいけないんですが、タイトルが新人研修なんでこのへんで・・・・

2007年05月01日
 ■  新人研修パート2

鍼灸学校の新設校が増えた話をしましたが、そこで新設校には鍼灸あん摩指圧マッサージを同時に取れるところはないという話をしましたのでそのことについて。

今までの鍼灸の学校には鍼灸の資格のほかに、あん摩指圧マッサージの資格が三年で同時に取れるところがありました。
ただし、新設校にはそれがありません。
盲人のあん摩指圧マッサージ師を守る為、学校を増やす際に規制が入った為です。

実際私も鍼灸あん摩指圧マッサージの資格を持っていますが、新人の子たちには鍼灸の資格しかない人が多いです。
鍼灸専門の治療院は実際少ないので、求人を募集しているところは業務内容としてマッサージをやるところが殆どかと思います。

新人の子に鍼灸だけで治せる子がいれば別ですが、そんな子はまずいません。
もしいるなら自分で開業している子でしょうね。
苦労はしているでしょうが・・・

それで、鍼灸の資格しかない人が鍼を打てるようになるまでまずすることがマッサージです。
ここら辺は少しおかしなことですが、鍼灸の資格しか持っていない人にマッサージをさせているのが現状です。

こういう人たちにマッサージを教えるのがまた大変です。
学校ではそういう授業が本来はないわけですから、言葉も知らないし、やり方も知らない。
学校によっては鍼灸の学校なのにマッサージの手技の授業があるところもあるようですが、所詮は学校の教えることで実践で通じるはずもない。

なぜなら学校の教員に優れた教員が少ないから。勿論すべてではありませんよ。
しかも鍼灸を習いに来てる意識が強い子達ですから、マッサージなんてって思っているみたいです。
だから練習もしない子が多い。

実際にマッサージをさせるとツボは押せない。力は弱い。体の触り方、余裕がない、などなど・・・・
自分の実力を知ってもらいます。
体を触れない人が鍼を打てると思いますか?
打てるわけがないんですよ。


マッサージの練習を何ヶ月か練習するわけですが、他の治療院ならすぐ打たせてくれるところもあるというのを聞くとすぐやめてしまう子も多いです。
厳しくするとすぐやめる。きっと会社なんかも同じなんでしょうね。

また金銭的にも実力がなければ挙げれないので、その点でもやめていく人は多いかも。
練習が嫌いな子も多いから。
でも出来なきゃ、物を売る商売ではないですからいるだけでお金が発生するなんて無理。

稼げるようになればある程度普通のサラリーマンよりは渡せることが出来ると思いますが、出来なきゃだめ。
そのために練習しない人もだめ。
世間を知らないような人はもっとだめ。
最後は少し愚痴のようになりましたが、出来ない人が多すぎて困ります。

 ■  新人研修パート2

鍼灸学校の新設校が増えた話をしましたが、そこで新設校には鍼灸あん摩指圧マッサージを同時に取れるところはないという話をしましたのでそのことについて。

今までの鍼灸の学校には鍼灸の資格のほかに、あん摩指圧マッサージの資格が三年で同時に取れるところがありました。
ただし、新設校にはそれがありません。
盲人のあん摩指圧マッサージ師を守る為、学校を増やす際に規制が入った為です。

実際私も鍼灸あん摩指圧マッサージの資格を持っていますが、新人の子たちには鍼灸の資格しかない人が多いです。
鍼灸専門の治療院は実際少ないので、求人を募集しているところは業務内容としてマッサージをやるところが殆どかと思います。

新人の子に鍼灸だけで治せる子がいれば別ですが、そんな子はまずいません。
もしいるなら自分で開業している子でしょうね。
苦労はしているでしょうが・・・

それで、鍼灸の資格しかない人が鍼を打てるようになるまでまずすることがマッサージです。
ここら辺は少しおかしなことですが、鍼灸の資格しか持っていない人にマッサージをさせているのが現状です。

こういう人たちにマッサージを教えるのがまた大変です。
学校ではそういう授業が本来はないわけですから、言葉も知らないし、やり方も知らない。
学校によっては鍼灸の学校なのにマッサージの手技の授業があるところもあるようですが、所詮は学校の教えることで実践で通じるはずもない。

なぜなら学校の教員に優れた教員が少ないから。勿論すべてではありませんよ。
しかも鍼灸を習いに来てる意識が強い子達ですから、マッサージなんてって思っているみたいです。
だから練習もしない子が多い。

実際にマッサージをさせるとツボは押せない。力は弱い。体の触り方、余裕がない、などなど・・・・
自分の実力を知ってもらいます。
体を触れない人が鍼を打てると思いますか?
打てるわけがないんですよ。


マッサージの練習を何ヶ月か練習するわけですが、他の治療院ならすぐ打たせてくれるところもあるというのを聞くとすぐやめてしまう子も多いです。
厳しくするとすぐやめる。きっと会社なんかも同じなんでしょうね。

また金銭的にも実力がなければ挙げれないので、その点でもやめていく人は多いかも。
練習が嫌いな子も多いから。
でも出来なきゃ、物を売る商売ではないですからいるだけでお金が発生するなんて無理。

稼げるようになればある程度普通のサラリーマンよりは渡せることが出来ると思いますが、出来なきゃだめ。
そのために練習しない人もだめ。
世間を知らないような人はもっとだめ。
最後は少し愚痴のようになりましたが、出来ない人が多すぎて困ります。

2007年04月30日
 ■  新人研修パート1

ここ4,5年で新しく鍼灸学校が増えたので、その新設校を卒業して資格をとった方が面接に来たりして働くことになることが多くなりました。
新設校には鍼灸あん摩指圧マッサージが同時に取れるところはないので採用にも難しい面があります。

資格を取ったからといって一人前の顔ですぐ鍼が打てると思っている人が多すぎる。
たかが3年学校に行ってどれほどの技術が自分にあるか、自分をしらなすぎというかレベルをしらなすぎと言うか・・・・

面接の時に鍼を打てますかと必ず尋ねますが、大抵返ってくる答えは皆、
「はい打てます」
実際現場に出す前に鍼を打ってもらうと全くだめ。

何がだめかはいろいろありますが、
例えば、鍼を打つ前の消毒がしっかり出来ない。
せっかく手を洗って、手指消毒をしたのにその手で他のものを触ったりする。
よく医者手術で手袋をして、細菌が入らないように何も触れないようにする光景がテレビなどで見たことあるかと思いますが、あそこまでとはいわないまでも感染症に対する理解が薄すぎます。

ほかにも2,3あります。
場所によって鍼を打つ本数は違うと思いますが、うちは20本ぐらいで抑えます。
人によっては2,3本ですむ場合もありますが、大体これぐらい使うことがほとんどです。
その20本ぐらいを新人さんに打ってもらうと30~40分もかけて打ちます。

一本にどれだけの時間がかかっているんだと・・・
せめて10分で鍼を用意して、消毒、ツボを取る、鍼を打つをやってもらわないとお話にならないですよ。
しかもその鍼がしっかり効いているかといえば全くで使えない。

それでも自分は鍼を打てるって言えますか?
もう少し勉強してもらいたいですね。

2007年04月04日
 ■  こんな恥ずかしい格好あり!?

鍼の授業の時の話なんですけど、
鍼って服の上から打てないじゃないですか?
だから服を基本的に脱いで下着の上に患者着っていうものを着てもらうんですけど、授業じゃ患者着なんて使わないんですよ。

また男女分かれて授業をするわけないですから、若い男の人からおっさん、若い女の子からおばさん。みんな一緒にやるんですね。二人ペアになって。
まあ、臨床に出たら誰が来るか分からないから当然といえば当然なんですけど。

まあ、そこから鍼の実技の練習が始まるわけですよ。
腰の時なら腰を出して、まあ上着は肩甲骨ぐらい、女の子ならブラのホックが見えるくらい。
肩だとブラをはずしたりもするんですけど腰の場合ははずさない。

下はズボンとパンツを下げて半ケツ状態。
その上にバスタオルぐらいの大きさのタオルを上に一枚、下に一枚で腰が見える状態にして、鍼打たない時は寒いから腰の部分にもタオルをかけてあげる。

最初はこんな状態と思っていたけど、慣れると何の気なしに、上着をあげて、ズボンとパンツを下げて、はい準備万端って感じ!
そこにパンツが見えてるとか、ブラが見えてるとかぜんぜん関係なくなってくる。
慣れって恐ろしい・・・

まあ腰をやる時はそんな感じなんですけど、ソケイ部の鍼の時は恥ずかしかった。
ソケイ部って分かりますか?
足と骨盤の付け根。
ビートたけしのこまねちライン!

ここに鍼をする時はさすがに「エっ」て思いましたよ。
またそのときの鍼の先生が厳しい先生だったから、

「恥ずかしがってんじゃない」って。
恥ずかしがってた女の子のズボンとパンツをめくりあげて(さすがに脱いでもらうわけじゃなかった)
「しっかりあげなさい」って、こまねちの鋭いバージョン。
周りではニヤニヤしてるおっさんもいるんだけど、先生は特にかまわない・・・

みんな先生にこまねち鋭いバージョンにされる前にやっちゃおうという感じで、ただまだ女同士ならいいんだけど、女の子と男の子のペアの人は最悪。

男の子は明らかにもてない子(26、7ぐらい)、女の子の方はかわいい子(しかもまだ18,9ぐらい)
男の子にズボンとパンツをあげられて鍼を打てる状態にして、そこに鍼を打つんだから触られるわけじゃん。
きもい・・・しかも痛いんだよ。
確かこのとき狙ったのって、大腿神経と大腿動脈のあたりを狙う授業だったから、ピーンと来るし、元々知覚も敏感だから。

その子結局嫌だったのか泣いてたけど、
そこにまた先生が来て、
「泣いてんじゃない」って追い討ちをかけるかのように言うから・・・
しぶしぶ、泣きながら鍼を受けてました。

まあ私は女の子とのペアだったから良かったけど、あんなに言わなくても。
この授業というかこの部位は一回しかなかったけど、ちょっともういいかな。
とりあえず、受けるのは嫌だな。
恥ずかしい格好だから!?

2007年03月09日
 ■  求人、面接、勤務にて

鍼灸の求人はまず専門学校の掲示板に出ます。
この掲示板に出る求人は学校とのつながりがあることが多いです。
大学や病院とのつながりであったり、鍼灸院とのつながりであったりしますが、その専門学校の卒業生が勤務していたり、経営していたりするので安心して勤めることが出来ます。
また勤務条件や勤務内容に関しても安心感があり、就職後にもめることも少ないと思います。

就職後もめるとは、勤務内容が違ったり、金銭面で保障されなかったりする点です。
さらに安全性を求めるなら職業安定所が一番確かです。
職業安定所の場合勤務内容に誤りがあれば悪いのは勤務先であり、問題があれば職業安定所に駆け込めば解決してくれるからです。

そのほかに求人広告を探すなら、医道の日本という鍼灸マッサージの本があります。
医道の日本は毎月発行されますが1月から3月までは求人広告が本の半分を占めるので探す時には1月から3月がお勧めです。

医道の日本以外に探すならインターネットが有効です。
自分が行きたいところが決まっているなら直接検索してみて求人をやっているかどうか確認するのも一つの手です。
決まっていなければ、鍼灸専門の求人をやっているところもあるので検索してみてください。
最近はインターネットからの求人が多くなっているようです。

では求人広告で面接したいところが決まれば、まずは電話で面接をお願いしましょう。
ここで重要なのが電話の対応で採用か不採用か決まることがあるので気をつけてください。
一般常識がなっていなければされだけで不採用です。
電話は比較的声が低くなります。少し高めの声で大きく話し印象を良くしましょう。

また、相手先の印象が悪いようであれば勤務先を考えたほうがいいかもしれません。
電話の対応が悪いのであれば、患者さんとの電話対応も悪いでしょうし、勤務先としてはお勧めできません。

電話をかける時間にも気をつけましょう。忙しい時間帯夕方やお昼時などは避け、相手方の時間に心配りは必要です。
電話をしたら大きくはっきりと名前、出身学校、面接希望(~をみて)という旨を伝えましょう。
面接日時は相手方にこちらがあわせるようにすること。
決して自分の希望を先に伝えないこと。

結構自分の用件だけ言ってしまうことが多いので気をつけましょう。
面接日時が決まれば、最後に相手方の名前を聞いておきましょう。

面接当日は履歴書と身だしなみに気をつけること。
特に服装が言われなければスーツがベターです。
履歴書の空欄があるのはもってのほか、写真がないのもバツです。

面接に関しては市販の本を参考にしてください。
見学も兼ねての面接なら、勤務先の内容や、雰囲気、人柄、患者さんの様子などをしっかり見ておきたいですね。

勤務後人間関係が問題になることも多いので人柄は良くみておいて損はないと思います。
鍼灸師って人との係わり合いが大事、というか人間は人との係わり合いが大事だと思うのでそこをよくみて就職先は決めてください。

 ■  専門学校卒業後進路(就職篇)

専門学校卒業後の進路として主なものが就職です。
この就職ですが、年齢制限を設けていることが多く、この年齢制限に引っかかる場合卒業後すぐに独立する人も多くいます。

年齢制限は30歳から40歳ぐらいで引かれていることが多いです。
年齢制限があるのはある程度実務経験がある人が他の勤務先での治療方針とぶつかったり、院長の年齢が30~40歳であったりするからです。

就職先にもいろいろな分野があります。
病院や鍼灸院、接骨院や整骨院、出張業や老人施設、スポーツトレーナーなど数多くあります。
どの分野を将来やりたいかが問題だと思いますが、収入面も気になるところです。

病院や鍼灸院、接骨院や整骨院、スポーツトレーナーなどの初任給が15万から25万ぐらいです。
20万をきることが鍼灸師の場合多いかもしれません。
年数を踏めば上がるところもあれば変わらないところもありますがもらえて30万ぐらいでしょう。

出張業の場合は完全歩合性のところが殆どなので、卒業してすぐとなるとリスクが高いです。
学校では頭の勉強が多いので実力的には素人に毛が生えた程度の人が殆どでしょう。

また鍼灸師でありながら、病院や鍼灸院、接骨院や整骨院、スポーツトレーナーなんかではマッサージの業務をこなすことが多いかもしれません。
卒業後鍼を打たせてもらえるところは少ないです。
そのため卒業後の進路として進学や研修を選ぶことが多くなっています。

鍼灸師になりたい人は鍼の打たせてもらえる場所かどうか、打たせてもらいでもその勤務先が将来的に鍼を打てる環境かが大事になります。
基本的には打てないことが殆どですが・・・・・

ただマッサージをしながら体について学ぶことも大事だと思います。
鍼を打つまでマッサージを10年しなさいと言う先生も数多くいます。
それだけマッサージも大事なんです。

就職先は重要です。まずは面接があると思います。
その前に就職先の情報を多く知ることといろいろな就職先の情報を手に入れることが大切だと思います。

自分が何を大事にするか。就職環境(時間)か金銭面か、技術面なのか。
自分の希望に見合う就職先を見つける為にも学生のうちからいろいろ探しておく方がいいでしょう。

ただ鍼灸の就職先は現在選ばなければどこでも入れるのが現状でしょう。
就職浪人になることはまずないので学校卒業してからでも十分間に合います。
早いほうがいい就職先が多くあるのは確かですが、世間のような就職先がないということはないのでゆっくり自分に合うところを探すのが得策です。

 ■  専門学校卒業後進路(進学篇)

専門学校卒業後の進路にはいろいろあります。
まずは進学という選択。
鍼灸大学への進学や鍼灸教員養成科への進学があります。

専門学校だけの知識では足りないことも多いのでさらに鍼灸について学びたい人は進学します。
進学ではないですが、研修として専門学校に残ることも出来るし、大学の付属施術所に研修することも出来ます。

専門学校での研修なら比較的なりやすいです。
付属の研修生となると専門学校の推薦や学力が必要になります。
勿論、進学となればさらに学力が必要なことは当然です。

進学して学ぶことも専門課程とは変わってきます。
専門課程は卒業後に受ける国家試験に重点がおかれているので、試験に合格する為のいわば塾のような状態です。
どの専門学校も国家試験の合格率100%にする為、合格できそうにない人は事前の学校での試験で落として国家試験自体を受けさせない。
そうすれば、学校としての合格率も上がる為です。

国家試験に出てくる問題は基本的なことであり、実務的なことや実践向きではないことも多く、知識的にも問題があるから研修を希望する人が多くなっています。

現在医学部では国家試験合格後に必ず研修課程がありますが、鍼灸師にも研修課程を作る試みがありますが、まだ制度が確立していません。
そのため各自が研修を希望し、行っているのが現状です。

大学などでは鍼灸の理論を科学的に行い、研究発表しています。
簡単な授業の様子がラットの解剖や鍼の動物実験です。
まだまだ科学的に分からないことが医学には多いですが、鍼灸に関してはさらに分からないことが多いです。
東洋医学や西洋医学的な鍼灸の治療方法を細かく勉強できる点が大学進学のメリットかと思います。
また、有名な先生との出会いなど人脈作りの場にも有効化と思います。

2006年12月30日
 ■  鍼は自分の体で

鍼を人に打つ前にはいろいろ練習する必要があります。
いきなり人の体で練習するわけではないです。当然ね。

まずは物に刺して練習します。
鍼を刺す練習用のマットみたいのもあって場所によって硬さが違います。
硬ければ硬いほど刺すのが難しくなります。
また鍼の硬さにも硬さ、軟らかさがあって硬いほうが簡単に入ります。
軟らかいと途中でふにゃって曲がってしまうので扱いが難しい。

なので最初は硬めの鍼を使って軟らかい場所にさせるようにして、出来るようになったら次は硬い所にさせるように、そして硬い所に軟らかい鍼をさせるよう練習します。

これがある程度出来るようになったら人の体を使いますが、人の体といってもまずは自分の体です。
自分の体でも背中に打つことは出来ないので、足に打ちます。
良く使うのが太ももです。
脂肪も多くあり、ある程度深く刺すことも出来、しかもそれほど痛みを伴いで出来るから。

初めのうちは技術的に未熟なのでこの太ももに青あざを作ってしまいます。
鍼の学校に通っている人は一度は青あざが出来たことがあると思う。
もしかしたら鍼灸院で治療されて青あざが出来た人もいるかもしれない。

鍼を刺すときに細かい血管を傷つけると出来る。
特に痛みがなくても出来るから最初のうちは厄介だ。
慣れればほぼ青あざなんか出来ることはないが、何回も何回も刺せばいつかは血管を傷つけてしまうこともあるだろう。
同じところに何回も刺すと皮膚も丈夫になるのか硬くなってくる。

そういえば、学校時代に鍼のテストがあるんだが先生がクラス全員の鍼を受けて合格、不合格を判断することがあった。
今思うとあのテストの台にはなりたくないものだ。
まあ先生なんだからしかたないけど・・・

こういった練習をしてやっと他人に刺す。
まずは痛くないように打つ。
それが出来たら今度はツボを狙って響かす練習。
響かすとはツボに当たるとビーンといった痛みとは違う感覚を得る。
これが出来るようになれば後はツボの組み合わせなのでこれができるようにする。

学生時代にこれが出来るようにしておいて欲しいよね。
たまにいるからね。
鍼してって言って、打てませんって言うやつが。
何しに学校3年も通っていたのっていうやつ。

2006年12月06日
 ■  鍼灸学校の生徒

鍼灸の学校にはいろんな生徒がいます。
高校卒業と同等の学力があれば、入学出来るので比較的条件は簡単です。
但し、逮捕歴などがあると国家資格が受験出来ないので入学出来ません。
高校中退でも大検を受けて入ってくる人もいます。

最近は高校・大学を卒業してすぐ入学する新卒者が多いようです。
学校によっても違いがありますが、以前は社会人から鍼灸師になる人が多かったのですが、
現在は高校・大学卒業してすぐの人が多くなりました。
その為、鍼灸師になる年齢層が若くなりました。
治療院に行っても若い人が多いのはそのせいでしょう。

治療院には学生が多くいます。
研修中の名目で働いている人もいれば、実際に施術している人もいます。
勿論、実際に施術している人は法律違反になります。
摘発例も何例か出ています。
学校側も禁止してはいますが、暗黙の了解的なところもあります。

そのほかに多いのが、プロのスポーツを引退した。
もしくは怪我の為、スポーツが出来なくなったというのが何人かいました。
スポーツ選手は鍼灸にお世話になっているケースも多いのでこの道を選ぶようです。

また、中には芸能人もいます。
芸能界の一線から引退した人、これから芸能界を目指す人ともいました。
手に職をつけるための予防線みたいな感じで取る人です。

医師の中にも鍼灸をい勉強するため入ってくる人がいます。
医師の資格があれば、鍼を打つことは出来ますが、
実技的な面や東洋医学の勉強の為入学するケースがあります。

高齢の方で自分に鍼を打ちたいという稀なケースもいました。
ただ、入学してくる人は鍼の経験がある人が殆どかと思います。
私はされたことなく入りましたが・・・

年齢もばらばらで、出身地もバラバラなことが多いです。
北は北海道から南は沖縄まで全国津々浦々から入学してきます。
最近は学校自体が増えたので比較的地元の方が増えましたが、学校が少ない時は受験で落ちるためいろいろな所を受けないといけない為全国から集まりました。
県に一・ニ校とかだと倍率も高くなり、それなりに入学するのが難しかったり、紹介がないと入れない時期もありました。あとは裏金とか・・・

日本人だけでなく外国人も中にはいます。欧米人は少ないですが、中国人や韓国人などアジア系はいます。海外との姉妹提携もしているところはあるので、留学制度があるところは外国人が多いかもしれません。
日本人は外国人に比べ手先が器用というのはホントみたいです。鍼も手先の器用さが求められるので日本人がうまいようです。外国人の講師を招くと驚いた表情をしています。

2006年11月24日
 ■  触診技術上達法

鍼師になる為には、指先の感覚が大切です。

皮膚の上から触れて体の状態を診なければ ならないからです。 レントゲンやMRI内視鏡などを使えるわけではないので 体の状態を知る為に非常に重要です。

盲目の人が鍼師になったりするのも目が不自由な分、手先の感覚が鋭敏に働くからです。

盲目の人が使う点字ですが、やってみるとわかりますが、
一般の人だと全く分からないと思います。
試しにやってみるいいかもしれません。
身近に点字はたくさんあるので試しにやってみて下さい。
ATMや駅構内の手すりなど、点字は意外に身近にあります。
点字は難しいですから。

また、余談ですが、足先の感覚も優れているようです。
以前一緒に働いている盲目の方は、
目が見えないのに、
「あっ、じゅうたんが変わった。」と、
足先の感覚だけで分かっていました。

で、手先の感覚を養うためにはどうするか?
まずは人の体にたくさん触れること。
解剖学の知識と照らし合わせながら考えながら触れる。
でも、人がいなくても指先の感覚を養うことが出来ます。

昔は、まだ弟子師匠の関係の時代は、鍼を打つのに、
人に10年触ってから打たせてもらえたらしいです。
(触るとは、正確にはあんまやマッサージをすること)


練習方法の一つとして用意してもらうのが、
本(もしくはノート)、髪の毛。
髪の毛を本のページとページの間に挟み、どこに髪の毛があるか
指先の感覚だけで当てます。
15ページ目ぐらいまで分れば合格でしょう。

ただ、人の体を触るのとはまた別なので、体のことを理解するには
人を触るのが一番だと思います。
一人の時であれば自分の体を触る。これが一番。

成人の皮膚には60万もの感覚受容器があります。
指先は体のどの部位よりも敏感で1cm平方あたり2万もあります。
重さでいえば、0.02グラムにも反応出来ます。
ハエと同じ重さです。
この指先の感覚をいかに鍛えるかが大切なんです。

2006年11月16日
 ■  女性鍼灸師

最近は女性の鍼灸師も随分増えてきました。
学校自体も増え、手に職をつけたいと思う女性が増えたこと。
なにより、女性の患者さんが多い。

鍼灸院にくる7割は女性で、中には受けるだけでなく、
患者さん本人が鍼灸師を目指すこともある。

実際学校にいたときも"鍼を受けてた先生のすすめで、この学校に入りました”という人もいました。
昔は師弟関係が多いので、逆に紹介がないと、
学校に入れなかったりもしたそうです。

女性の患者さんが多いということは、女性特有の病気も診ます。
なので、月経異常や妊娠、更年期症状(男性にもありますが)
を話すときや診察するときに抵抗があるようです。

診察の際、服も脱いだりするわけだから、若い人ならなおさらですよね。
さらに以前見た新聞に鍼灸盗撮という字がおどっていました。

内容は治療中に女性患者の体をカメラで撮っていた為、
気づいた女性が捕まえて、警察に突き出したと出てました。
こういう鍼灸盗撮に限らず、医師のわいせつ行為なんかも
マスコミで叫ばれるようになってきた影響もあって
女性鍼灸師の要望が強いんじゃないかと・・・
安心して受けられないですからね。


そんな流れもあり女性専門鍼灸院というのが出てきました。
字のごとく女性患者、女性鍼灸師オンリー。
今多いですよね。女性のみって。
鍼灸に限らず、流行のものは。

例えば、ヨガや岩盤浴、女性限定車両もそうですね。

地方はまだまだ女性専門鍼灸院はおおくないですが、
都内だと女性専門鍼灸院は増えてきてますね。
ニーズもあり、これからはもっと女性鍼灸師が増えていくはずです。


2006年10月23日
 ■  鍼師の就職先

どんな職業でも勤め先はいろいろあります。鍼師もそうです。

まず、二つに分かれます。
開業権があるので、開業するか、開業しないで勤めるか。

でも、開業しないで勤めるといっても、勤め先はいろいろあります。

ひとつに、病院があります。病院もいろいろな科があるので、
整形外科系の疾患であったり、婦人科系、内科、リハビリ科や
東洋医学科と置いているところもあります。

学校卒業直後は知識を増やして行きたいということで病院に
勤める鍼師は多いです。整形外科系が一番多いように感じます。

ただ、まだまだ鍼の認識は低いので置いていないところが多く、
あっても補佐的な役割ではあります。また、東洋医学科として総合的に
診る病院も非常に少ないです。

次に鍼灸院があります。就職先は病院か鍼灸院が大体数です。
鍼灸院に勤めるのは臨床技術向上や経営・運営方法を
学ぶには適していると思います。

他にはスポーツトレーナーとしてプロ選手の専属、もしくはチーム専属
となる場合もありますが、大きくはこの2つの形態になっています。

学校卒業先としては就職の他に、鍼灸大学に進んだり、
鍼灸専門学校の教員になるための養成科に進めます。

自分がどうなりたいか、知識をつけていきたいのか、
現場の力をつけたいのか、人に教えたいのか、
どういった方を主な対象にしていきたいのかなどにより
変わってくるかと思います。

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投稿者 darkness818 : 16:02 | コメント (0) | トラックバック
2006年10月09日
 ■  鍼師になるために

鍼師になるために

国家資格がいる

鍼師には医師や看護師などと同じように国家資格あります。

専門学校(入学する為の試験は学校により異なりますが、簡単な国語、英語、生物、小論文、面接を行います。
当たり前ですが面接なので正装していかないと確実に落ちす。入試は10月~3月ごろまでで学校により異なるので、行きたい学校が決まれば資料を請求して詳細は確認してください。

学校も増えているので以前ほど試験に落ちることはないみたいです。

以前は裏口入学的なことも多くあり狭き門になっていたことがありました。
しかし、今は0ではないですが社会的目も厳しくなり減ってきているようです。
では、もし学校に入るならどのような学校を選ぶべきか?

学校の選び方

まず,この4,5年で学校が倍近く増えたのでそういった学校を選ばないことを薦めます。
なぜなら伝統のある学校は講師の先生も良く、後で述べる国家試験対策に強い学校が多いから。)に3年間通い、
卒業すると国家試験を受けることが出来ます。
専門学校で勉強する内容は解剖学・生理学・各論・総論・東洋医学・衛生学・鍼の実技などです。
基本的な体の仕組みは勿論、病気に関しての症状、東洋医学的な考え方、治療方針、医療面接を学んでいきます。

専門学校により学ぶことは多少違ってきますが(現代医学に強い学校、東洋医学に強い学校、国家試験合格率をあげる為実技をおろそかにする学校、実技の多い学校、利益追求・お金儲けの為の学校・・・こういう学校の生徒はかわいそうだけど)以上の内容を3年間かけて行っ
ていきます。国家試験自体は3年間普通に通って卒業出来れば、まず落ちることはないです。国家試験には実技試験はないので
(昔はありましたが現在はありません。自動車の教習所と同じで卒業すれば実技試験免除)答案も4択のマークシートを使用しており150問中6割出来れば合格します。
現に合格率もほぼ100%に近いですからマークシートの記入ミスさえしなければ大丈夫。ただ学校案内に100%の合格率と書いてあっても実際には合格できないような人間は事前に卒業させず、
留年させて国家試験は受けさせないから正しいとはいえません。
毎年40人いたら1~3人ほど留年しています。ただ学校のそういった努力も報われず、落ちてしまう人間がいるのも事実ですが・・・かわいそうですが
試験は1年に1度、2月下旬から3月上旬(年により違います)にしかないので落ちてしまった人は翌年受けるしかありません。
落ちた人が翌年受かる確率はとても低いですが・・・。

どんな人が通っているのか

どういった人が学校に通っているかというと、高卒組、大卒組、社会人組(サラリーマンや医療関係、主婦、定年者など様々)
以前は脱サラして鍼の世界に来る30~40代の方が多かったのですが、現在はスポーツトレーナー人気かトレーナーに
なりたい高卒、大卒の10~20代の若い年代が多いです。
学校により服装や髪型など厳しいところもあります。私の通っていた
学校は髪は黒、服装も派手な服装、ジーンズも基本的にはだめでした。
東京の学校は比較的自由です。最近は女性も多く通っており割合も半々ぐらいになっています。

投稿者 darkness818 : 01:05 | コメント (0) | トラックバック