話し好きなおばあちゃん
年齢がいくと話し相手がいないから人と会ったら、
とてつもない勢いで話す方がいます。特におばあちゃん。
こういうおばあちゃんは鍼をしている最中もよくしゃべります。
鍼師も症状を聞きだしたり、状態を把握するためにいろいろ質問したり、
会話の中からその人の生活リズムを知って、治療につなげていくので、
会話していきますが、こういう方は一方的に話すことが多いんです。
だから最終的にどこが痛かったのかあいまいにしか分かんないんですよ。
治療後聞いてみると痛みはなくなったって喜んで帰っていきますが、
ほんとによくなったのか分かりません。ただ毎日のように来ます。
話しを聞いてあげることが治療なのかなと割り切ってやってます。
話しに内容があれば聞いていても勉強になって楽しいのですが、
同じ話しを繰り返すおばあちゃんがいました。
このおばあちゃん、認知症なので、数秒前の話を繰り返し話してきます。
家族に連れられて来るのですが、
「お名前は?」って聞かれて、「~です」と答えると
またしばらくすると、
「お名前は?」と聞かれ、「~です」って、治療中ずっと。
テレビでみる光景ですよ。ホント、コントのような。
もうこういう場合、家族のかたと会話してどこそこが痛い、
で、体を診て判断するしかないです。
本人は治療後すたすた帰っていくのでいいのでしょうが、
家族は大変ですよ。家族の方が体がつらかったりしますから。
家族の方も一緒に治療しますが、
ストレスの影響を受けやすい頚や肩はどうしたらこうなるか不思議なくらい
硬くなってます。悪くなりすぎれば、頭痛や動悸も起こりますし、
全身ボロボロです。
ところで認知症はご存知でしょうか?
以前は痴呆症と呼ばれていたので、
こちらの方がなじみがあるかもしれません。
脳の萎縮からくる病気なので、いわゆる「ボケ」とは違います。
病気として捉えれば仕方のないことと割り切れますが、
認知症の方が家族にいたら大変ですよ。
朝、ご飯を食べても、何分後にはご飯はとか、
冷蔵庫に靴とかたわしとかいろいろ入ってたり、
ひどいとあらぬところでトイレしてしまったり、
徘徊もひどくなると家族も仕方なく縄で縛りあげたりしますから。
その光景を見る前はひどいことするなと思っていましたが、
実際に見たら、そうするしかないのかなと感じました。
もちろん他に方法があればいいのですが・・・・・
もし、家族にいたら病気として捉えて対処してください。
決して怒らないで。これは家族の理解がないと怖いです。
時々ニュースになる殺人事件を起こしかねないので。
ただ、理解があっても難しい問題ではありますが・・・・・
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