最近改めて思いますが、鍼をしている方でも鍼そのものを見たことない人が多くてビックリします。
私は初めて鍼をする方には感染症予防の為ディスポを使っていること、怖さを無くすために鍼の細さや強度を目の前で見せたりします。
それをした後の感想が実は鍼をしてもらったことはあるんですが、初めて鍼を見ました。
こんなに細いんですねとか、こんなにしなるんですねなどなど。。。
こういう感想が結構多くて、驚きます。
うつ伏せになって背中に鍼をしてもらっている方は自分からは見えないので余計に見たことないのかもしれないですね。
中には鍼を見ると怖くなるのでと言う方もいますのでそういう方にはお見せしませんが、大抵の方には必ずお見せします。
自分の体の中に入るものだから知っておいてもらうのは当然かなということでしています。
体のなかで折れることないか心配している方もいるので、実際に鍼を曲げてみて、曲がるけど折れることはないことを見せて安心させています。
見ると安心しますから。
まあたまには細いのや短いのを見せて長いのを打つことはありますが(笑)。
たぶんこういう心理テクニックを使っている方はいるんじゃないですか。
怖くて体が緊張して痛みがでるよりはこの方がリスクが少ないので使っています!!
鍼の種類やその人の感受性により異なりますが、痛みを伴わない鍼が主流になってきています。誰しも痛いことは嫌いですし、 何より体がつらくて鍼を受けに来ているわけですから出来る限り痛くない鍼を使用しています。
鍼の太さ
鍼の太さも髪の毛ほどの太さで皆さんが想像しているような硬くて太い鍼ではありません。蚊に刺される程度の痛みです。 中国人は痛みが無ければ満足しない傾向にあります。逆に欧米の方は痛みのないものを好む傾向にあります。日本人はその中間に位置していると感じます。例えば、街を歩けば足裏マッサージを目にかけると思いますが、中国式(台湾式)の足裏マッサージは足の裏にある反射区に対して刺激(強い刺激)を与えて体を良くしていく。
リフレクソロジーなどの英国式の足裏マッサージは足の裏の反射区に対して刺激を与えたり、リンパを刺激して(軽い刺激、リンパは皮膚の近くにあるため強い刺激は適さない為)体を良くしていく。どちらも作用や効果は似たようなもので、あとは好みの問題。鍼も同様で中国式の鍼は痛みを伴うことが多いですが、現在、日本式の鍼は痛みが少ない。要するに痛いから効くということではないのです。
もし、鍼を受ける際に不安であれば、どのような鍼を使用しているのか確認してみることも大事だと思います。
感染症の問題もあるので、使い捨ての鍼を使用しているのか、鍼の太さ、種類を聞いてみることを薦めます。
鍼治療に限らず、マッサージやお灸もそうですが、治療効果がなぜあるのか?
体が凝ると筋肉は硬くなっています。
硬くなっているということは筋肉が緊張している状態です。
筋肉が緊張していると神経の作用は興奮しています。
神経も大きく分けて二つあり自律神経のうち交感神経と副交感神経に分かれます。
交感神経と副交感神経は中学か高校の授業でやった方もいるかと思います。
簡単に区別して、体が緊張した時は交感神経が良く働き、リラックスした時が副交感神経が働きます。
なので筋肉が緊張した時は交感神経が働いています。
内臓はどうかというと逆で胃腸などが良く働いている時は副交感神経が働いています。
交感神経が働いていると胃腸がうまく働いてくれません。
食べてすぐ動くなと言いますけど、これは動くということは交感神経を働かせることなので、胃腸がうまく働かず消化できないから食べてすぐ動いてはいけないんです。
鍼やマッサージやお灸で治療する場合もこのような作用を考えて行われていることが多いです。
勿論まだまだ解明されていないことも多いので説明がつかないことがありますが基本的にはこの作用で説明することが出来ます。
鍼やマッサージやお灸をすることで筋肉を柔らかくしているとそこに心地よい感覚があります。
この気持ちよい感覚の時が副交感神経が良く働いている状態です。
治療中や治療後にトイレに行きたくなるのもこの関係があるからです。
また治療後にだるさを伴うこともありますがこれも自律神経の作用のバランスが変わることによって起こることがあります。
このだるさが嫌いな人もいますが、良い治療の後にはこういった感覚が多く起こります。
さっき言った心地よい感覚であればということでしたが人によっては痛みを伴うことが心地よいと感じる人もいるのでそういう方はまた別ですが、基本的にはこの作用が一般的です。
痛い時は交感神経が作用するので筋肉も柔らかくならないし内臓も動きません。
治療効果も勿論上がりません。
痛いことが良いと思っている人がいますが実はそうではありません。
但し、時と場合によっては痛みのほうが治療効果が上がることもあります。
通常の正活をしていれば常に交感神経は働いています。
家の外を出れば無意識の中で緊張状態に陥るからです。
でも副交感神経が常に働いている人もいるのでこういう人には痛みを伴った強い刺激が必要な場合もあります。
場合があるというだけで絶対ではありません。
このように痛みが必要な方は稀なので治療を受ける時は心地よい感じを楽しんでください。
いまリラクゼーションブームでもあるので香りや音も組み合わさるとさらに体を健康な状態に持っていけます。
是非、治療を受ける時はリラックスして体をあずけてください!?
鍼灸院で診る疾患として多いのが慢性的な肩こりと腰痛です。
鍼で効果的に治るのが急性腰痛、ぎっくり腰です。
治るというのは痛みが取れることをここではいいますが、痛みが強いので治療後の効果としても現れやすい。
ただ慢性腰痛は日々の仕事や姿勢、生活習慣に由来するものが多いのでなかなか治りづらいのが現状です。
また最近の研究結果で分かったことがありました。
これまでは、慢性腰痛は急性腰痛からの移行により発症するとされてきました。
しかし最近は、急性腰痛と慢性腰痛は全く異なった要因で起こると考えられるようになってきました。
急性腰痛は椎間板ヘルニアなどの整形外科的な疾患から起こります。
しかし、腰痛の慢性化・悪化には心理的・社会的要因が大きく影響し、慢性腰痛はストレスに対する身体の反応の一つであるとされています。
そのため鎮痛薬などの効果が認められにくいんです。
てことは慢性腰痛を治すには自分の努力も必要というわけです。
まあでも全部の病気にいえることでもあるんですが自分で努力しないとなかなか結果は伴いません。
特に鍼灸は自己免疫力の向上を目指して体の痛みをとっていくのが基本になってきますから、体を休めてもらわないと強い効果が期待できません。
勿論痛みのコントロールが出来るから鍼灸をやりに来る人がたくさんいるのだとは思いますが・・・
ご自身の努力ということでこんなものがあります。
催眠、リラクゼーション、認知行動療法、バイオフィードバックなどがある。
睡眠は時間があれば取れるでしょう。
これも努力の一つです。
バイオフィードバックは自立神経訓練ともいわれる。
意思の力でリラックスした状態にし、自律神経が調節する筋肉の緊張、心拍数、血圧などの身体機能を間接的にコントロールしようとするものである。
ヨガなど腹式呼吸をすることによってこの効果は得られます。
ヨガは体を軟らかくするだけではないんですよ。
女性ならダイエットにもヨガは効果的ですからね。
認知行動療法は、何らかのストレスに対しての否定的な認知(考え方)、行動をポジティブに変えていくものである。
これらのまずは一つでも継続してやっていくことが大事ですし、出来た継続して運動が出来れば最高です。
今でこそ衛生的に良くなった鍼だけど、昔は滅菌する機械もなかったから加熱なんかしたりして鍼を使いまわしていたりした。
鍼も太く、それは痛かったらしい。
細い鍼が技術的に作れなかったこともあるが。
でも今は感染症の問題もあるから使い捨ての鍼を使っている。
無菌状態でケースに入っている。
だから、今はエイズやC型肝炎なんかの感染症にかかることはない。
昔は分からないだけで、もし調べることが出来たならエイズやC型肝炎などの感染症にかかっていた人は大勢いたと思う。
衛生的に良くなっただけでなく、他にも鍼の打ち方も変わってきた。
鍼の痛みの原因の一つにが切皮(せっぴ)痛がある。
字のごとく皮膚を破るときに出る痛みだがこれがへたな人はめちゃくちゃ痛い。
なので鍼師になって何を技術的に習得するかというとこの切皮の方法だ。
この切皮の方法もいろいろあって今は鍼管を使ったものが主流だ。
主流というかほぼこれだろう。
今でも時々皮膚を貫くときに痛みを感じることがあるが、昔はもっと痛かった。
今は針先も鋭いので上手な人が行えば、殆ど痛みを感じることはない。
なにせ昔のものは針先も曲がっていたりしたし、切皮の仕方も今とは違う。
どんな方法かというと、ビックリする。
鍼の柄の部分をとんかちで叩いていた。まるで釘を打つかのように。
こんなやり方だから痛いのは当然だ。
ただ、それよりも前の方法よりはこの方法の方が痛くなかったらしい。
今は鍼の周りに円柱状のものをかぶせて、ある一定の長さまで鍼を瞬間的に入れてあげる。
スピードが速ければ痛みも感じずに済むのでこの方法だ。
テレビなんかでは吹き矢を使っているのを見たことがあるがあの方法ではなかなか狙ったところにさせないので余興的なものだろう。
鍼の刺し方もいろいろあって、垂直に刺す方法や斜めに刺す方法、皮膚に沿って横に刺す方法とある。
垂直に刺す方法だと一番深く刺せる部分はおしり。臀部だね。
脂肪も多いし筋肉も大きいからおしりが垂直で刺すには一番深く入る。
おしりって意外に刺す機会が多いので深く刺す練習もおしりでする。
危なくないし。
おしりに刺す機会が多いのは腰痛を持っている人はおしりの筋肉がはっていることが多いから。
あとは、坐骨神経痛なんかの時はおしりのところにある坐骨神経にめがけて刺すので。
その時刺す深さは5~7センチぐらい刺すんじゃないかな。
おしりが分厚ければもっと刺す。坐骨神経に当たらないと意味がないからね。
で、刺す鍼も太目の鍼を選ぶ。
さっきも言ったけどおしりの筋肉って太いからそれだけ力も強い。
細い鍼だと折れる可能性もある。あんまり聞いた事はないけど・・・
太いと痛いと思うけどおしりって神経が鈍いからそうでもない。
他の場所だと痛いかもしれないけどね。
斜めに刺す場合は骨の下を狙ったり、神経を狙ったりするときなどに使います。
斜めに刺すので垂直に刺す場合よりも深く刺さないと狙ったところに刺さらない。
最後に横に刺す場合。
顔とか頭なんかみたいに、皮膚のしたがすぐ骨の場合に鍼を横にして刺します。
後は背中の筋肉の脊柱起立筋全体がつらい人には脊柱起立筋に沿って鍼を刺します。
この時使う鍼が知っている限りでは一番長い。
なんて言ったって背中全部に刺すわけだから40~50センチぐらい。
普通の健康な人がやられると痛い。
でも背中がつらい人にはお勧めですね。すごい筋肉が緩むから。
この時の鍼も太い鍼を使います。
なんて言ったって長いから細かったら扱いづらい。
でもこんな鍼使う治療院は少ないかもしれない。
あまり売っていないしね。
余談だけど鍼を貫通させる方法もある。
貫通って言っても骨とか内蔵はNGだけどね。
手のひらの骨と骨間に垂直に入れて鍼を入れていく。
手のひらの厚さも限界があるから深く刺していけば、甲から刺した鍼が手のひらに・・・ツンツンと。
そして皮膚を破って貫通成功!!
自分に試したことはあるけど他人には・・・貫通させる必要性も感じない。
何より激しい痛みが。
そういうわけでタイトルの鍼は何センチでも入るって言うのも間違ってない。
体の大きささえあればどれだけでも入るよ(笑)
鍼を刺したら、そして鍼を抜く。
これが一連の動作なんだけどたまに抜けなくなる時もある。
渋鍼(しぶりばり)とも言うんだけど、鍼を刺した後に動いたり、筋肉の緊張が強かったりするとたまに起こる。
じゃあどうするのか?っていうとそのまま一生を過ごす?
ってわけにもいかないんで鍼を抜きます。
さっき言ったように緊張が強いと抜けないんで、緊張を緩めれば抜ける。
人間ずっと緊張していることなんて出来ないから・・・・疲れるからね。
なので時間がたてば鍼はすっと抜ける。
でも時間的に急いでるときはどうするか?
緊張を解くために鍼が抜けない所の周りに鍼を打ってあげる。
そうすると緊張が緩んで鍼は抜ける。
何本も刺した鍼が全部抜けなくなることはほぼないから周りに刺した鍼が抜けなくなることもない。
ただ、筋肉が鍼に絡んでいるから抜けないんで多少抜くときに痛みは出るかも。
まあ、少し痛いだけだからそのまま鍼があるよりはいいでしょ。
痛みっていっても少しだからね。
経験のない鍼師がこれに初めて遭遇するとビックリして強引に抜こうとする。
抜けないから強引に抜こうとするとメチャメチャ痛い。
鍼師があせっているのを見たら鍼が抜けないのかもって疑って!
ということで、鍼を受けるときは緊張せずリラックスした状態で受けること。
鍼が刺さったまま一生過ごさないためにも・・・・・
あっ冗談だから、、、鍼は必ず抜けるから安心して鍼を受けてください!!
痔を持っている人は結構多い。
内臓からの症状であれば鍼をして体の調子を調えることによって改善していく。
便秘などの切痔であれば、便秘の改善と切れた皮膚の回復を目的としてしいく。
ただし、痔に対して鍼が効くと思っている人は少ないのでこちらから問いかけないといけない。
でも、初回から痔はありますかなんてなかなか聞けない。
聞けたとしても治療を行うには患者サイドで抵抗があるので控えめに聞いていく。
異性に対してならなおさらだ。
大部分の人が肩こりや腰痛などで何度か通っているうちに実は痔なんですよって、打ち明けてくる。
痔は不摂生や食生活に左右されて症状が出てくるし、
症状がなく痔だと知らないまま過ごしている人も多い。
トイレで出血でもあれば分かるがそうでなければなかなか分からない。
例え出血があっても実は他の内臓からの出血だったりする可能性もあるからその時は鍼を控える必要があるかもしれない。専門医と連携して治療していく必要もある。
出血した色できれいな血がついているなら肛門付近の出血、
色が黒っぽいのであれば、胃からの出血だったりする。
出血があまりにも多ければ、重い症状を考える必要もある。
その時の様子によって行うので出血イコール痔とはならない。
では、痔の治療はどんなことをするのか?
まずは全身の治療を行い、肛門付近に鍼を4本ほど刺す。
直接肛門に刺すわけではなく、肛門周りの血液循環をよくする程度の鍼。
合わせておしり周りの鍼を行う。
脱腸しているなら指サックをしてワセリンを塗り中に押し込む。
押し込んで正常な状態でやったほうが鍼の効果が高い。
脱腸しているものが腫れていたら炎症の可能性があるので肛門周囲の鍼は控える。
つらいようなら毎日。そうでなければ週に1度くらいは必ず治療する。
生活改善を必ず行って治療していけば、早く良くなっていく。
治療後や治療翌日に稀に出血するがすぐにおさまります。
ただよくなってはいくが、少々治療姿勢はかっこ悪い。
肛門が見えるようにしないといけないので、よつんばいにして足を膝から開かせる。
肛門が見えるような姿勢なので少々恥ずかしいかも・・・
この姿勢に耐えられる人でないと行えない。
まあ、症状がつらくて悩んでいる人なら別に文句も言われないですがね。
鍼の種類として、鍼を打った後に、低周波の電気を流す方法(パルス)があります。
二本の鍼に電極を流して、筋肉がピクピクと動かします。
電気を流すことによって症状を抑えます。
人間の体にも微量ながら電気が流れており、その電気の流れを良くする為に使います。
効果としては、痛みや痺れなどに効果的です。
どれくらいの周波数流すか、強さをどうするかによって効果が違います。
痛みに対して、高い周波数をで行うと痛みが弱くなります。
痛みを感じる閾値が上がるためです。
閾値とは、ある値以上になると感じるものであり、その閾値を上げて感じるものを感じなくさせます。
今、どこの治療院でもこの電気を使った鍼治療(パルス)は行っていると思います。
というのも、ある程度鍼を打てれば、経験がなくても効果が得やすいからです。
以前は、人の手で刺激量を決めてたので、効果が得にくかった。
そして、刺激量を数値として決めることが出来るのでこの方法が用いられています。
鍼灸大学での実験もこの方法で用いられるため、学会などの研究報告にも用いられています。
関東にある大学として筑波短期大学がそうです。鍼の専門学校でも必ず勉強します。
稀にこの方法を行わず、昔ながらの方法で行う先生もいますが、基本的にはこの方法が一般的です。
難病治療など、現代医学でもなかなか治療法がない時に鍼を用いることがありますが、
そのときも、電気を流します。
電気鍼(パルス)使えない例として、ペースメーカーを使用している心臓疾患の方には使えません。
また、刺激に弱い方、もしくは刺激に弱い方には使いません。
ある程度の深さ鍼を刺しますが、浅いとピリピリとした感覚が出て、効果も弱いからです。
筋肉に刺さるとピリピリした感覚ではなく、筋肉も動くため心地よい感覚になります。
筋肉まで刺す必要性がなければ電気は使いません。
電気なのでまだまだ研究する価値は高いはずです。
中国では麻酔を使わず、鍼で麻酔をしていたときがありました。
そのときもこの電気を用いて行われていました。
麻酔薬を使わないので、術後の経過がとてもよいのです。
テレビの撮影で手術映像が流れたことがありますが、
そのときも、患者は意識がある為、目を開けて医師と会話したり、カメラを見たりしてました。
この映像がアメリカでも流され、鍼について研究もされアメリカでも鍼が普及した経緯があります。
しかし、この鍼麻酔にも限界があり、毎回麻酔が効かなかったりしたため現在では中国でも殆ど行われていないようです。
ただ、鍼麻酔として実際に使われていたように、痛みに対して抑える効果があることは確かです。
42・195キロも走るマラソンは筋疲労がとても強いです。
水を飲まなければ脱水症状になるとも言われ、現在のマラソン競技には途中に給水所が必ず設けてあります。
過酷な競技だからこそ、その後のケアが大切になります。
ある調査ではマラソン後に発生する筋痛が、ランナーの9割をしめていました。
走り終わった直後に、筋痛が発生する場合と、翌日、または翌々日に出る場合とあります。
マラソン後のランナーに鍼治療をした所、
14%のランナーが、いつも起こる筋痛が全く起きなかった、
43%のランナーがいつもより筋痛が軽かった、
31%のランナーがいつもより少し筋痛が軽かった、
12%のランナーがいつもと同じように筋痛が起きた、と報告がありました。
またこの報告には、鍼治療後の不快感や症状悪化を訴える方はいなかったとの報告も一緒に添えられていました。
この、筋痛というのが怪我の元になることが多いので、この処置をする意義は十分あるように報告からも分かります。
数値として今どれだけ筋肉が疲労しているか簡単に検査できれば、もっと鍼治療の意義が上がると思います。
血液検査などで、筋疲労を測ることは出来ますが、その場ですぐわかるものではないです。
また検査の数値を鍼師は測ることは出来ないので(血液検査)
こういった測定もされないのですが、
こういうことが分かるともっと安心して治療を受けることが出来るのではないかと感じます。
鍼治療の話とは少しそれますが、スポーツ前の体操は良くするのですが、スポーツ後の体操はおろそかになりやすいです。疲れているので、しないかったりします。
勿論、スポーツ前の体操も大切ですが、疲労した筋肉をほぐすという意味ではスポーツ後の体操の方がもっと大切です。
施設の借りている時間の為できないと言うのもあって、分からないでもないですが、是非スポーツ後の体操に時間をかけてください。
年齢がかさねばかさむほど怪我をしやすいので、
年配になってからの運動や久しぶりにスポーツを楽しむ方は特に入念に行ってください。
スポーツ選手で特に重要なのが目です。
物を見るのには目が必要です。
特にスポーツ選手の場合は集中して物を見るので、余計に大事になります。
そして集中して目を使うからこそスポーツ選手の目はとても疲れています。
また、東洋医学的に診てもスポーツ選手の目は疲労しやすいです。
少し難しいですが、東洋医学的な考え方で、
「肝は筋をつかさどり、目にカイキョウする」とあります。
肝の働きと筋の機能が関係が深いことを、古代から体験を通じ知っていた。
筋をハードに使用すると肝の血が不足する。
目は肝血の滋養によって機能していることから、
運動によって肝血が不足すると目に影響が及ぶのです。
簡単に考えを解釈すると、
肝(肝は肝臓ではなく、肝臓のような機能を意味します。)
肝と目と筋肉はそれぞれ関係性がありどれか一つが弱くなると
他の二つにも影響が出てくるという感じです。
ですから治療の際はその関係を使ったツボを使います。
疲労した筋肉の他にスポーツ選手の場合は目を治療します。
目の周りのツボと足や背中にある肝のツボを使っていきます。
スポーツ選手だけでなく筋肉を酷使した場合は、このようなツボを使うことがあります。
ただ、痛みのある所とは違うところを治療されるので、患者さんは驚くか途中でそこじゃないんですが、みたいな反応をします。
先に一度言っておけば問題もないんですが、忙しい時は、こういうことを言えない時もあるので知らないと余計に驚きます。
話しても理解してもらえない部分もたぶんにあるので、
(なぜなら見えないものだし、科学的には分からないことも多いので鍼師の中にも理解し難いと避けて通る人もいるからそんな勉強した鍼師が分からないことを一般の人に説明するのはとても大変です。)
治療後の変化で納得してもらうしかないです。
もっと東洋医学が科学的に分かってくるとこういう説明がしやすくなると思う。
リウマチで苦しんでいる方は、日本で何十万人もいます。
若くしてなる若年型のリウマチがありますが、これが大変です。
なぜ大変かというと若くしてなった方のほうが症状が重く強い痛みを伴います。
リウマチというと年をとってからなるイメージがありますが、現在は20代から40代のリウマチも多く見受けられます。
高齢でなるリウマチも痛みは伴いますが、進行はゆっくりと
したものです。リウマチの薬はいろいろ開発されてはいますが、
劇的な効果を示すものは現在でも少ないです。
長く使っていると効果が薄れてくるのか、強い薬に変わったり、
効果が出ない為新薬を試されたりします。
このような薬であまり効かない方が鍼灸院を訪れたりします。
もちろん薬を服用されている方も来院します。
そして鍼は、リウマチに関して言えば、医師の同意(許可)があれば、医療保険の適用になります。
鍼灸の保険適用疾患というものがあり、その中にリウマチが含まれています。
他にも保険適用されるものが、5つあります。
リウマチはどの世代も女性が多く見られます。
鍼灸院に来られる方も女性の患者さんが殆どです。
リウマチの特徴として見られるもので、骨の変形がありますが、
形が変わったものは鍼をしても治りません。
鍼をする効果として、痛みの緩和が主になり、リウマチそのものの完治ではありません。
治療していくうちに稀に完治するケースもありますが・・・・
(このように鍼で完治するケースもあるから鍼は不思議なんです)
鍼は痛みのある部位や関節周辺に治療をしていき、
平行してお灸や赤外線などで温めていきます。
リウマチは体の中の免疫機能の異常により、風邪などのウイルスを
免疫が倒す他に、健康な自分の細胞も破壊します。
その時に、炎症を伴いますが、温めると痛みは緩和される傾向にあるのでお灸や赤外線を使用します。
炎症が強い時や皮膚の温度が高い時(熱がある時は)は温めません。
鍼治療後、リウマチの薬を服用している方も痛みの緩和があります。
熱を持っていた部位も熱が引いています。
リウマチの方は筋肉の緊張が異常に高いのですが、
治療後は非常にやわらかくなります。筋肉の緊張が高い為、痛みが出ている、
もしくは痛みが出ている為筋肉が緊張しているので筋肉が柔らかくなっていることは重要です。
そして、治療前と治療後で特に変わるのが顔の表情と声です。
特に若くしてリウマチになっている方は、仕事を持っていることが多く、
ただでさえリウマチでつらい体なのに、体を酷使しているので治療前は顔の表情がとても暗く、
表情が暗いので声のトーンも低い。
その表情が明るくなり、声のトーンが高くなるのがよく分かります。
またそれだけつらい体だったなのだなとこちらも再認識もします。
継続して治療していると、痛みの程度が弱くなっていきます。
日常生活が困難な方も仕事復帰することがあります。
(非常に症状が重い場合は別です)
ただ、リウマチの特徴である朝のこわばりや変形は治すことは出来ないし、
日常生活に支障をきたすようなつらさをとることは出来ても、リウマチの本質を治すことは出来ません。
リウマチ患者は増加傾向にあるので将来完治する病気になると思いますが、
それが近い将来なのか、遠い将来かは分かりません。
痛みを抱えて自殺する人も大勢いるのが現状です。
よく耳にするのが患者同士がコミュニケーションを取れる場が欲しいということです。
今は個人情報保護の関係で病院側も紹介出来ないところが多いようですがもう少しその当たりの整備が出来ると心の不安がなくなり自殺者が少なくなるのではないかと感じます。
鍼は手技が日本の中でも流派によって手技が変化するが、この項では東洋療法学校協会による指導を元に述べる。
1. 前揉法
筋肉を柔らかくして、この場所に刺すことを予告するために揉みほぐす。
2. 押手と刺手
押手(おしで)は刺鍼動作時に鍼が動かないようにするため鍼や手。
鍼は倒れ、強すぎれば刺入は困難になるのでつまむ程度が良い 上下圧(垂直圧)は、左右圧を作った母指と示指で刺鍼部位にかける圧の加減のことで、部位や患者の緊張度、疾病の状態、手技の差により圧は変わるが一度一定の圧を加えたら手技が終わるまで変えないのが原則 周囲圧(固定圧)は、左右圧と上下圧で使う以外の指、すなわち中指、薬指、小指の指腹と、小指外側から小指球にかけての部分全体で患者にかける圧のことで、刺鍼部全体を固定し、患者自身による急激な動揺を防ぎ刺鍼部周囲を安定させ、皮膚と筋肉が滑動して鍼が曲がることを防ぐ働きがあり、全体に圧がかかることによって刺鍼中の変化をとらえることができ適度な一定の圧がかかることによって患者に安心感を与える効果もある。
刺手(さしで)は鍼をための手。
3. 切皮
鍼を身体に入れる動作を指す。ために管鍼法が作られた。
4. 刺入・抜鍼
鍼を奥に刺し入れることを刺入といい、鍼を抜き去ることを抜鍼という。
抜き差しの動作を小刻みに行う雀啄という手技などを加えることで、鍼による刺激を増減させる。
5. 後揉法
抜鍼後の違和感を除去するためやために揉みほぐす。
鍼の歴史を調べるととてつもなく古い歴史を持ってることが分かります。
こんな膨大な資料の中から要約したものを載せておきます。
鍼の元は石器時代の古代中国において発明されたといわれている。
この鍼の元は使われた。
鍼は戦国時代 (中国)頃に作られ始めたといわれる。この鍼が黄河文明で発展した経絡の概念や鍼治療が確立していく。
黄帝内経(こうていだいけい)と呼ばれる最古の中医学理論のテキストの中に、使われていた鍼を特徴で9つに分類した古代九鍼が紹介されている。
日本において鍼、灸、湯液などの伝統中国医学概念は遣隋使や遣唐使などによってもたらされたといわれている。
律令制において鍼師がと共に存在していたことが分かる。鍼の発展として、984年に丹波康頼によって編纂された日本最古の医学書『医心方』を見ると鍼治療が当時の中医学概念より簡便化されたものになっていることがみられる。
手技においても安土桃山時代に御園意斎が金や銀の鍼を木槌で叩いて打ち込む打鍼法や、江戸時代に盲人の杉山和一によって作られた管鍼法などがある。
杉山和一の影響は大きく、管鍼法は技法になっており、日本の盲学校で鍼灸を教えるのは杉山和一が各所につくった鍼治学問所から発展したものである。
鍼に関して「痛い」と思っている方はいませんか?
鍼の方法もいろいろあって、
一般的な鍼として、鍼を体に刺して10~20分ほどおいておく置鍼法。
この場合、ある程度痛みを感じることがあります。
鍼先が皮膚を破るときに感じる「切皮痛(せっぴつう)」、
鍼先が筋肉の筋膜を破るときに生じる痛み、
鍼先がいわゆるつぼにあたったときの響き(ひびき)、
おおむねこの3点で痛みのような刺激を感じます。
下手な人が行えば、余計痛い。
特に痛みを伴うのが切皮痛。皮膚を破る時の痛みですが、
下手な人ほど、これが痛い。
その他の痛みは気持ちが良かったり、心地よい感じがしますが、
皮膚を破るときの痛みは別です。
事実、やってる側も学生や後輩にされるのを嫌がります。
まあ、当たり前といえば当たり前なんですが・・・
かといってそこまで拒否しませんが、
初めの頃は嫌でしたね。
但し、鍼に慣れてきたり、うまい人が行えば痛くないですよ。
で、全く痛みを感じないもので、
提鍼(ていしん)といって、鍼先が丸くなっており、
体に刺さない鍼もあります。
刺さない鍼で、症状がよくなるのか?って思うかも知れませんが、
実際よくなるんですよ。
この辺が東洋医学の不思議なところですね。
まあ、でも東洋医学をしっかり勉強していないと効果はあまり現れないですが・・・
鍼を使っているイコール東洋医学と考えている方も多いですが、
何よりやってる側もこう思っている人がいますから、やられる側はそうなりますよね。
鍼を使って良くなるなら、注射を使っても同じ効果が現れてもいいじゃないですか。
で、良くなるかというと、そうはならない。
だだ単に鍼を使っているだけでも良くはならない。
東洋医学の考え方である、気や陰陽の考え方を理解していないと
鍼をしても効果は薄いです。
まあ、東洋医学の授業も受けましたが、なんか傍目には胡散臭いですけど・・・
「気って何?見えないじゃん」、「陰陽を知って何みたいな?」
鍼師の中にも東洋系の考え方は理解できないと捨てている人もいますから。
ただようは考え方であって、その考え方に沿ってやってきた積み重ねが
現在の治療方法になっているわけです。
経験療法ですから、この考え方でやってきたら、
実際、治療ができた。良くなった。で結果として何千年も続いている。
少し話しはずれましたが、東洋医学の考え方に沿って行う鍼は、
痛みを感じないものがあります。
それのひとつが提鍼です。
皮膚に丸くなっている鍼先を当てて、
症状である、痛みや痺れをなくしていく方法です。
なぜ良くなるかは、科学的にはわかりません。
科学的な証明がもっとされてきたら鍼に対しての価値も上がると思いますが・・・・
インドのヨーガでは、仙人になる為の修行のひとつに
女性を愛撫する時は足の拇指の第2節から始めるとよいと言われている。
足をよく使って生活している人は、男女問わず精力が強い。
これを象徴することが、アフリカの性生活の充実である。
彼等は一日に5~8時間性行為を行っていた。その行為を可能にするのも、
彼等が大地を裸足で駆け回ることにより足を自然と刺激していたからである。
また、不妊症に悩む女性が都会の喧騒とした場所から、治療の為、自然豊かな場所に越し、
裸足の生活をするようになったら、不妊症も完治し、感度も良くなった上、性欲も強くなったという。
実際、現在の幼稚園・小学校では裸足教育を促す学校が増えてきた。
性だけでなく、体も丈夫にすることが認知され始めている証拠でしょう。
