昔の鍼
今でこそ衛生的に良くなった鍼だけど、昔は滅菌する機械もなかったから加熱なんかしたりして鍼を使いまわしていたりした。
鍼も太く、それは痛かったらしい。
細い鍼が技術的に作れなかったこともあるが。
でも今は感染症の問題もあるから使い捨ての鍼を使っている。
無菌状態でケースに入っている。
だから、今はエイズやC型肝炎なんかの感染症にかかることはない。
昔は分からないだけで、もし調べることが出来たならエイズやC型肝炎などの感染症にかかっていた人は大勢いたと思う。
衛生的に良くなっただけでなく、他にも鍼の打ち方も変わってきた。
鍼の痛みの原因の一つにが切皮(せっぴ)痛がある。
字のごとく皮膚を破るときに出る痛みだがこれがへたな人はめちゃくちゃ痛い。
なので鍼師になって何を技術的に習得するかというとこの切皮の方法だ。
この切皮の方法もいろいろあって今は鍼管を使ったものが主流だ。
主流というかほぼこれだろう。
今でも時々皮膚を貫くときに痛みを感じることがあるが、昔はもっと痛かった。
今は針先も鋭いので上手な人が行えば、殆ど痛みを感じることはない。
なにせ昔のものは針先も曲がっていたりしたし、切皮の仕方も今とは違う。
どんな方法かというと、ビックリする。
鍼の柄の部分をとんかちで叩いていた。まるで釘を打つかのように。
こんなやり方だから痛いのは当然だ。
ただ、それよりも前の方法よりはこの方法の方が痛くなかったらしい。
今は鍼の周りに円柱状のものをかぶせて、ある一定の長さまで鍼を瞬間的に入れてあげる。
スピードが速ければ痛みも感じずに済むのでこの方法だ。
テレビなんかでは吹き矢を使っているのを見たことがあるがあの方法ではなかなか狙ったところにさせないので余興的なものだろう。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 昔の鍼
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://harihari.net/mt/mt-tb.cgi/48

コメントをどうぞ