鍼は自分の体で
鍼を人に打つ前にはいろいろ練習する必要があります。
いきなり人の体で練習するわけではないです。当然ね。
まずは物に刺して練習します。
鍼を刺す練習用のマットみたいのもあって場所によって硬さが違います。
硬ければ硬いほど刺すのが難しくなります。
また鍼の硬さにも硬さ、軟らかさがあって硬いほうが簡単に入ります。
軟らかいと途中でふにゃって曲がってしまうので扱いが難しい。
なので最初は硬めの鍼を使って軟らかい場所にさせるようにして、出来るようになったら次は硬い所にさせるように、そして硬い所に軟らかい鍼をさせるよう練習します。
これがある程度出来るようになったら人の体を使いますが、人の体といってもまずは自分の体です。
自分の体でも背中に打つことは出来ないので、足に打ちます。
良く使うのが太ももです。
脂肪も多くあり、ある程度深く刺すことも出来、しかもそれほど痛みを伴いで出来るから。
初めのうちは技術的に未熟なのでこの太ももに青あざを作ってしまいます。
鍼の学校に通っている人は一度は青あざが出来たことがあると思う。
もしかしたら鍼灸院で治療されて青あざが出来た人もいるかもしれない。
鍼を刺すときに細かい血管を傷つけると出来る。
特に痛みがなくても出来るから最初のうちは厄介だ。
慣れればほぼ青あざなんか出来ることはないが、何回も何回も刺せばいつかは血管を傷つけてしまうこともあるだろう。
同じところに何回も刺すと皮膚も丈夫になるのか硬くなってくる。
そういえば、学校時代に鍼のテストがあるんだが先生がクラス全員の鍼を受けて合格、不合格を判断することがあった。
今思うとあのテストの台にはなりたくないものだ。
まあ先生なんだからしかたないけど・・・
こういった練習をしてやっと他人に刺す。
まずは痛くないように打つ。
それが出来たら今度はツボを狙って響かす練習。
響かすとはツボに当たるとビーンといった痛みとは違う感覚を得る。
これが出来るようになれば後はツボの組み合わせなのでこれができるようにする。
学生時代にこれが出来るようにしておいて欲しいよね。
たまにいるからね。
鍼してって言って、打てませんって言うやつが。
何しに学校3年も通っていたのっていうやつ。
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