鍼師のなり方


新人研修パート3

新人さんも技術がある程度ついてくるとデビュー!!
そう、患者さんを相手に治療していきます。
いきなり鍼は打てないけど、まずはマッサージから。

一番最初の患者さんって大事なんだよね。
こちら側も癖のある人に当たらないように自分の患者さんを当てたり、人のいい方を当てたり調整していきます。
最初からヤクザのような人って難しいじゃないですか?
ただ意外にヤクザの様な方のほうがやさしかったりもするんですが・・・

緊張するんだろうね。当たり前だけど。
問診もしっかり出来ない。技術は当然ない。
出来るのはその人のために一生懸命になること。
これがあれば何とかなる。会話をしながらね。
でも緊張してるから会話が出来ない。目の前のことに頭がいっぱいだから。

でも会話が出来ないとクレームの嵐。
クレームがあるならいいんだけど、クレーム言わずに違うところへ行くのが殆ど。
だから、さっき言ったような自分の患者さんを当ててあげる。
患者さんによっては試しに受けてくれるような方もいるので(ありがたいことです)、お言葉に甘えています。

そのクレームを一つずつ消化していって一人前の鍼師になっていく。
まあこんなことはどこの世界でも同じですよね。
はじめからうまくいくなら練習なんて必要ないわけですから。
デビューしたら練習しない子が中にはいるんですが、それでは良くないですよね。

パーフェクトって言うのがないですから。頂点がない。いつもより良い治療が出来るように目指すことが大事。
新人君がどれだけ意識が高いのか、人それぞれですが男性の新人君は比較的意識が高いかな!?
女性はサボりがちな子がちらほらいる。
こちらも練習する気のない子にわざわざ時間をとられたくないのでこちらから言うことはないです。

女性が嫌いなわけじゃないですよ。
ちゃんとはじめに、デビューした後も練習したい時は誰でも声かけてねって、ただこちらから研修の時のように練習するよとは声をかけないからっていってあるから。

声をかけないからそのまま。
技術が追いつかなくなってくるからやめていく。
向上心のないものは落ちていく。
現代社会というか、世の流れだと思う。

実力があるものが残る。
まあ実力があるだけじゃ食べてはいけないんですが、タイトルが新人研修なんでこのへんで・・・・


新人研修パート2

鍼灸学校の新設校が増えた話をしましたが、そこで新設校には鍼灸あん摩指圧マッサージを同時に取れるところはないという話をしましたのでそのことについて。

今までの鍼灸の学校には鍼灸の資格のほかに、あん摩指圧マッサージの資格が三年で同時に取れるところがありました。
ただし、新設校にはそれがありません。
盲人のあん摩指圧マッサージ師を守る為、学校を増やす際に規制が入った為です。

実際私も鍼灸あん摩指圧マッサージの資格を持っていますが、新人の子たちには鍼灸の資格しかない人が多いです。
鍼灸専門の治療院は実際少ないので、求人を募集しているところは業務内容としてマッサージをやるところが殆どかと思います。

新人の子に鍼灸だけで治せる子がいれば別ですが、そんな子はまずいません。
もしいるなら自分で開業している子でしょうね。
苦労はしているでしょうが・・・

それで、鍼灸の資格しかない人が鍼を打てるようになるまでまずすることがマッサージです。
ここら辺は少しおかしなことですが、鍼灸の資格しか持っていない人にマッサージをさせているのが現状です。

こういう人たちにマッサージを教えるのがまた大変です。
学校ではそういう授業が本来はないわけですから、言葉も知らないし、やり方も知らない。
学校によっては鍼灸の学校なのにマッサージの手技の授業があるところもあるようですが、所詮は学校の教えることで実践で通じるはずもない。

なぜなら学校の教員に優れた教員が少ないから。勿論すべてではありませんよ。
しかも鍼灸を習いに来てる意識が強い子達ですから、マッサージなんてって思っているみたいです。
だから練習もしない子が多い。

実際にマッサージをさせるとツボは押せない。力は弱い。体の触り方、余裕がない、などなど・・・・
自分の実力を知ってもらいます。
体を触れない人が鍼を打てると思いますか?
打てるわけがないんですよ。


マッサージの練習を何ヶ月か練習するわけですが、他の治療院ならすぐ打たせてくれるところもあるというのを聞くとすぐやめてしまう子も多いです。
厳しくするとすぐやめる。きっと会社なんかも同じなんでしょうね。

また金銭的にも実力がなければ挙げれないので、その点でもやめていく人は多いかも。
練習が嫌いな子も多いから。
でも出来なきゃ、物を売る商売ではないですからいるだけでお金が発生するなんて無理。

稼げるようになればある程度普通のサラリーマンよりは渡せることが出来ると思いますが、出来なきゃだめ。
そのために練習しない人もだめ。
世間を知らないような人はもっとだめ。
最後は少し愚痴のようになりましたが、出来ない人が多すぎて困ります。


新人研修パート1

ここ4,5年で新しく鍼灸学校が増えたので、その新設校を卒業して資格をとった方が面接に来たりして働くことになることが多くなりました。
新設校には鍼灸あん摩指圧マッサージが同時に取れるところはないので採用にも難しい面があります。

資格を取ったからといって一人前の顔ですぐ鍼が打てると思っている人が多すぎる。
たかが3年学校に行ってどれほどの技術が自分にあるか、自分をしらなすぎというかレベルをしらなすぎと言うか・・・・

面接の時に鍼を打てますかと必ず尋ねますが、大抵返ってくる答えは皆、
「はい打てます」
実際現場に出す前に鍼を打ってもらうと全くだめ。

何がだめかはいろいろありますが、
例えば、鍼を打つ前の消毒がしっかり出来ない。
せっかく手を洗って、手指消毒をしたのにその手で他のものを触ったりする。
よく医者手術で手袋をして、細菌が入らないように何も触れないようにする光景がテレビなどで見たことあるかと思いますが、あそこまでとはいわないまでも感染症に対する理解が薄すぎます。

ほかにも2,3あります。
場所によって鍼を打つ本数は違うと思いますが、うちは20本ぐらいで抑えます。
人によっては2,3本ですむ場合もありますが、大体これぐらい使うことがほとんどです。
その20本ぐらいを新人さんに打ってもらうと30~40分もかけて打ちます。

一本にどれだけの時間がかかっているんだと・・・
せめて10分で鍼を用意して、消毒、ツボを取る、鍼を打つをやってもらわないとお話にならないですよ。
しかもその鍼がしっかり効いているかといえば全くで使えない。

それでも自分は鍼を打てるって言えますか?
もう少し勉強してもらいたいですね。


こんな恥ずかしい格好あり!?

鍼の授業の時の話なんですけど、
鍼って服の上から打てないじゃないですか?
だから服を基本的に脱いで下着の上に患者着っていうものを着てもらうんですけど、授業じゃ患者着なんて使わないんですよ。

また男女分かれて授業をするわけないですから、若い男の人からおっさん、若い女の子からおばさん。みんな一緒にやるんですね。二人ペアになって。
まあ、臨床に出たら誰が来るか分からないから当然といえば当然なんですけど。

まあ、そこから鍼の実技の練習が始まるわけですよ。
腰の時なら腰を出して、まあ上着は肩甲骨ぐらい、女の子ならブラのホックが見えるくらい。
肩だとブラをはずしたりもするんですけど腰の場合ははずさない。

下はズボンとパンツを下げて半ケツ状態。
その上にバスタオルぐらいの大きさのタオルを上に一枚、下に一枚で腰が見える状態にして、鍼打たない時は寒いから腰の部分にもタオルをかけてあげる。

最初はこんな状態と思っていたけど、慣れると何の気なしに、上着をあげて、ズボンとパンツを下げて、はい準備万端って感じ!
そこにパンツが見えてるとか、ブラが見えてるとかぜんぜん関係なくなってくる。
慣れって恐ろしい・・・

まあ腰をやる時はそんな感じなんですけど、ソケイ部の鍼の時は恥ずかしかった。
ソケイ部って分かりますか?
足と骨盤の付け根。
ビートたけしのこまねちライン!

ここに鍼をする時はさすがに「エっ」て思いましたよ。
またそのときの鍼の先生が厳しい先生だったから、

「恥ずかしがってんじゃない」って。
恥ずかしがってた女の子のズボンとパンツをめくりあげて(さすがに脱いでもらうわけじゃなかった)
「しっかりあげなさい」って、こまねちの鋭いバージョン。
周りではニヤニヤしてるおっさんもいるんだけど、先生は特にかまわない・・・

みんな先生にこまねち鋭いバージョンにされる前にやっちゃおうという感じで、ただまだ女同士ならいいんだけど、女の子と男の子のペアの人は最悪。

男の子は明らかにもてない子(26、7ぐらい)、女の子の方はかわいい子(しかもまだ18,9ぐらい)
男の子にズボンとパンツをあげられて鍼を打てる状態にして、そこに鍼を打つんだから触られるわけじゃん。
きもい・・・しかも痛いんだよ。
確かこのとき狙ったのって、大腿神経と大腿動脈のあたりを狙う授業だったから、ピーンと来るし、元々知覚も敏感だから。

その子結局嫌だったのか泣いてたけど、
そこにまた先生が来て、
「泣いてんじゃない」って追い討ちをかけるかのように言うから・・・
しぶしぶ、泣きながら鍼を受けてました。

まあ私は女の子とのペアだったから良かったけど、あんなに言わなくても。
この授業というかこの部位は一回しかなかったけど、ちょっともういいかな。
とりあえず、受けるのは嫌だな。
恥ずかしい格好だから!?


求人、面接、勤務にて

鍼灸の求人はまず専門学校の掲示板に出ます。
この掲示板に出る求人は学校とのつながりがあることが多いです。
大学や病院とのつながりであったり、鍼灸院とのつながりであったりしますが、その専門学校の卒業生が勤務していたり、経営していたりするので安心して勤めることが出来ます。
また勤務条件や勤務内容に関しても安心感があり、就職後にもめることも少ないと思います。

就職後もめるとは、勤務内容が違ったり、金銭面で保障されなかったりする点です。
さらに安全性を求めるなら職業安定所が一番確かです。
職業安定所の場合勤務内容に誤りがあれば悪いのは勤務先であり、問題があれば職業安定所に駆け込めば解決してくれるからです。

そのほかに求人広告を探すなら、医道の日本という鍼灸マッサージの本があります。
医道の日本は毎月発行されますが1月から3月までは求人広告が本の半分を占めるので探す時には1月から3月がお勧めです。

医道の日本以外に探すならインターネットが有効です。
自分が行きたいところが決まっているなら直接検索してみて求人をやっているかどうか確認するのも一つの手です。
決まっていなければ、鍼灸専門の求人をやっているところもあるので検索してみてください。
最近はインターネットからの求人が多くなっているようです。

では求人広告で面接したいところが決まれば、まずは電話で面接をお願いしましょう。
ここで重要なのが電話の対応で採用か不採用か決まることがあるので気をつけてください。
一般常識がなっていなければされだけで不採用です。
電話は比較的声が低くなります。少し高めの声で大きく話し印象を良くしましょう。

また、相手先の印象が悪いようであれば勤務先を考えたほうがいいかもしれません。
電話の対応が悪いのであれば、患者さんとの電話対応も悪いでしょうし、勤務先としてはお勧めできません。

電話をかける時間にも気をつけましょう。忙しい時間帯夕方やお昼時などは避け、相手方の時間に心配りは必要です。
電話をしたら大きくはっきりと名前、出身学校、面接希望(~をみて)という旨を伝えましょう。
面接日時は相手方にこちらがあわせるようにすること。
決して自分の希望を先に伝えないこと。

結構自分の用件だけ言ってしまうことが多いので気をつけましょう。
面接日時が決まれば、最後に相手方の名前を聞いておきましょう。

面接当日は履歴書と身だしなみに気をつけること。
特に服装が言われなければスーツがベターです。
履歴書の空欄があるのはもってのほか、写真がないのもバツです。

面接に関しては市販の本を参考にしてください。
見学も兼ねての面接なら、勤務先の内容や、雰囲気、人柄、患者さんの様子などをしっかり見ておきたいですね。

勤務後人間関係が問題になることも多いので人柄は良くみておいて損はないと思います。
鍼灸師って人との係わり合いが大事、というか人間は人との係わり合いが大事だと思うのでそこをよくみて就職先は決めてください。



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