この本は一般の方から専門家まで読むことの出来る本だと思います。
一般の方にもわかるように簡単に、また芸能人の方の話まで出ていて読みやすいと思います。
特にはじめの方のタモリさんやガレッジセールのゴリさんの話は若い人にも親しみがあって入りやすいんじゃないかと思います。
この本の著者竹村文近氏の鍼に通っているタモリさんの身体の状態とタモリさんが紹介したガレッジセールのゴリさんの腰痛の所を見ればこんなに鍼は効くのか。
またタモリさんの身体の状態で健康な方でも鍼は良いのかと分かるはずです。
まだまだ怖いイメージのある鍼ですから恐怖心をあおるわけではないですが、竹村氏はご自身の鍼ははじめに痛いですよと告げてしまう。実際に痛いらしい。
それでも身体を良くしたいと思う方に対して鍼をしていきます。
そう告げてしまうことで、ご本人の身体へのケアの意識を高めると言うか確認をしています。
鍼は一回で良くなるものでないし、鍼をして不健康な生活を続けていれば良くなるものもならない。
その覚悟はありますか?とういう意味も込めて言われているようです。
こうは書いてありますがその後の補足として、注射のような痛みではないですよとも付け加えています。
気持ちよいと感じる人も入れば、いた気持ちよいという人もいると言うことその後に書いているのであしからず。
また専門家から見ても竹村氏の鍼に驚く方もいるかと思います。
鍼の総数が題名の通り100本以上。時には200近くになることも。
普段多くて数十本と言う方が多い中でこの本数は非常に多いです。
但し主要な部位が8箇所あり、この8箇所のために周りに打っていく、手が感じるところに打っていくと言うやり方で身体の状態をよくしていく。
特にこの本を読んで印象に残った文が二つあります。
それは、
「鍼灸には奥義も秘伝もない。治療は技になってはいけないのだ。」
という言葉と、
「まず10年間はあん摩をみっちり勉強することだ。揉んで揉んで揉み抜きなさい。そうすると手に目がついてくる。そうでないと鍼をさせない。手に目がつくと、自然に手が止まるようになる。解剖学や鍼灸理論といった机上の学問などしなくてよい。」
と言う言葉が頭に残りました。
まず一つ目は人と人との交流を鍼がしている。そのときの心の状態が鍼にも出てくるといったご自身の母上の亡くなった時のことを話されて解説されていましたが、ホントにそうであるし、常に心を入れて鍼をしようと改めて思ったので残りました。
二つ目は私もこのことを違う先生に言われていたので、このやり方で間違っていないんだと感じたからです。
治療とは何なのか、鍼とは何なのかと分かりやすい表現で書いてある本です。
今までとは違ったやり方もありどうなんだって思う方もいるかと思いますが、考え方は勉強になると思います。
是非一度ご覧下さい。
はり100本 鍼灸で甦る身体
臨床家のためのトリガーポイント・アプローチ―鍼療法と徒手的療法の実際
黒岩 共一
医道の日本社 刊
私の治療効果の壁を見事に破った本
私は鍼灸の一臨床家です。膝関節痛を始めとした一般的鍼灸治療の壁(私自信の治療効果の壁)をこの本によって打破出来ました。
まだまだ勉強ですが、これで私の治療の方向性が見えた気がします。
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いやしの鍼―心と体をいやす鍼灸の世界
木村 愛子
日経BP企画 刊
発売日 2004-11
鍼灸師である著者がこれまで実践してきた針治療が、
治療だけでは心のいやしにも通じることを教える。
鍼灸(特にハリ)の心身に対する癒し紹介する。
鍼灸は、まったく経験したことのない人にとって「痛い」「熱い」「恐い」といったイメージが強い。
鍼灸というと、肩がこった、腰が痛い、膝が曲がらない、といったときに治療してもらうものと考えている人も多い。
出てのか。バックグラウンドを交え
、
さらに、視覚障害というハンディキャ鍼灸師である著者がこれまで実践してきた針治療が、治療だけでは心のいやしにも通じることを教える。
医者も読むべし!!
病院に行っても「どこも悪くありません」と言われるけれど、
「確かにどこかがかなり悪い」という事ってありませんか?
ストレスが原因だと百も承知…だけど、自分の身体の、臓器の何が悪いのか・・・そんな漠然とした不安にきちんと答えてくれる本だと思います。
いわゆる西洋医学の医師にも知ってほしい、もう一つの医学の世界だと思います。
「うさんくさい」とか「良くわからない」という鍼に対する漠然としたイメージからやさしく解き放たれていくようで、
鍼灸師との信頼関係をベースに、自分の身体の「感覚・感性」に沿って治療進めていく、針の世界が見えてきます。
ただ、感性というのはどうしても人それぞれ…。この本の著者が、大変優秀な鍼灸師であり、
経験と技術に裏打ちされた実力の持ち主だからこそ成せる治療も多々あるのでは…と思いました。
まぁ、とにかく、読んでみてください!!
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経穴マップ―イラストで学ぶ十四経穴・奇穴・耳穴・頭鍼森 和 /王 暁明 /金原 正幸 /中沢 寛元
医歯薬出版 刊
発売日 2004-04
「わかりやすい・おもしろい・気軽に学習できる」を指針とした経絡・経穴学のテキスト。
イメージで理解しやすいよう図式を中心とし、経穴の由来と部位、取穴のテクニックなどを解説する。
早い段階で基準を統一してほしいものです。
任脈の簾泉の取穴位置の説明が、本によって違う。国家試験対策にも迷ってしまいますね。
日・韓・中が統一されましたので、取穴が決定したら、これから数年は訂正箇所が増えて困りますね。
でも鍼灸の発展のためには、必要ですし、ちょっとでも早いほうがいいですね。
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鍼とツボの科学―ツボに鍼を打つとなぜ効くのか?
神川 喜代男
講談社 刊
入門書としては◎
鍼灸師を目指すときに最初に読んだ本です。
現在では内容に物足りなさも感じますが、きっかけとして読むには良い本だと思います。
耳に打つと腹に効くのは、耳に鍼を打つと空腹感がなくなってやせるという。
ベテランの鍼灸師は鍼を打ち、ピタリと痛みを止めるという。
鍼治療を支えた陰陽五行説や「気血の流れ」の考えを目で探った著者は、
立場からツボや謎に迫り、人体にはいかという考えにたどりつく。
深遠な鍼治療に対する見方を、トータルに知ることができる。
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はりめし―鍼より効くからだすっきりレシピ50
若林 理砂
しょういん 刊
今日からはりめし! 2005-09-28
~「ちゃんとごはんを食べる」って、簡単そうで難しい。
とくに一人暮らしで働いていると。
でもこの本に「レトルトごはんでいいんです」とあるのを読んで、
肩を優しく抱かれたような気がしました。
いつも予約でいっぱいの鍼の先生が自分でも実践している、手軽でかつ体にやさしい食生活のノウハウ。
忙しさを言い訳に、外食かデパ地下のおかずで済ませがち~~……なんだけど、
それだけになるべく「安全なもの」「体にいいもの」を食べたい!
と思っている(つまり私みたいな)人にオススメの、ごはんの本です。~
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わかりやすい小児鍼の実際
谷岡 賢徳
源草社 刊
発売日 2001-03
小児鍼の概略がわかる
鍼灸師です。鍼灸雑誌で著者が「小児鍼をすることで皮膚の状態を診る技術が向上する」ということを書いていらっしゃったので、この本を購入しました。
なんとなく小児針について判ったような気がしたのですが、やっぱり本を読んだだけでは、今ひとつやり方がわかりませんね。
当たり前ですが。
著者も書いている通り、治療院を見学させてもらうのが必須かな、と思いました。
皮膚の緊張と筋緊張をわけるという考え方は、臨床で気をつけてみてみようと思われ、新しい視点を与えてくれるものでした。
でも、この値段は少し高いように思われました。
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刺鍼事故―処置と予防
三和書籍 刊
発売日 2006-04
鍼灸師必読の書??
鍼灸の専門学校では、鍼で事故を起こさないように言われますが、具体的にどういう恐いことが起きるか、またどうしたら未然に防げるかは教えてくれません。そういう意味でこの本は良き先生となるでしょう。良い治療効果だけを知るのでなく、悪い結果も知っていた方が臨床に携わるものとして現実的です。鍼灸発祥の国から学ぶことがたくさんあるということを教えてくれます。事故例だけでなく効果のあった治療例も載っており、この業界ではなかなか見られない貴重な本だと思います。
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