42・195キロも走るマラソンは筋疲労がとても強いです。
水を飲まなければ脱水症状になるとも言われ、現在のマラソン競技には途中に給水所が必ず設けてあります。
過酷な競技だからこそ、その後のケアが大切になります。
ある調査ではマラソン後に発生する筋痛が、ランナーの9割をしめていました。
走り終わった直後に、筋痛が発生する場合と、翌日、または翌々日に出る場合とあります。
マラソン後のランナーに鍼治療をした所、
14%のランナーが、いつも起こる筋痛が全く起きなかった、
43%のランナーがいつもより筋痛が軽かった、
31%のランナーがいつもより少し筋痛が軽かった、
12%のランナーがいつもと同じように筋痛が起きた、と報告がありました。
またこの報告には、鍼治療後の不快感や症状悪化を訴える方はいなかったとの報告も一緒に添えられていました。
この、筋痛というのが怪我の元になることが多いので、この処置をする意義は十分あるように報告からも分かります。
数値として今どれだけ筋肉が疲労しているか簡単に検査できれば、もっと鍼治療の意義が上がると思います。
血液検査などで、筋疲労を測ることは出来ますが、その場ですぐわかるものではないです。
また検査の数値を鍼師は測ることは出来ないので(血液検査)
こういった測定もされないのですが、
こういうことが分かるともっと安心して治療を受けることが出来るのではないかと感じます。
鍼治療の話とは少しそれますが、スポーツ前の体操は良くするのですが、スポーツ後の体操はおろそかになりやすいです。疲れているので、しないかったりします。
勿論、スポーツ前の体操も大切ですが、疲労した筋肉をほぐすという意味ではスポーツ後の体操の方がもっと大切です。
施設の借りている時間の為できないと言うのもあって、分からないでもないですが、是非スポーツ後の体操に時間をかけてください。
年齢がかさねばかさむほど怪我をしやすいので、
年配になってからの運動や久しぶりにスポーツを楽しむ方は特に入念に行ってください。
スポーツ選手で特に重要なのが目です。
物を見るのには目が必要です。
特にスポーツ選手の場合は集中して物を見るので、余計に大事になります。
そして集中して目を使うからこそスポーツ選手の目はとても疲れています。
また、東洋医学的に診てもスポーツ選手の目は疲労しやすいです。
少し難しいですが、東洋医学的な考え方で、
「肝は筋をつかさどり、目にカイキョウする」とあります。
肝の働きと筋の機能が関係が深いことを、古代から体験を通じ知っていた。
筋をハードに使用すると肝の血が不足する。
目は肝血の滋養によって機能していることから、
運動によって肝血が不足すると目に影響が及ぶのです。
簡単に考えを解釈すると、
肝(肝は肝臓ではなく、肝臓のような機能を意味します。)
肝と目と筋肉はそれぞれ関係性がありどれか一つが弱くなると
他の二つにも影響が出てくるという感じです。
ですから治療の際はその関係を使ったツボを使います。
疲労した筋肉の他にスポーツ選手の場合は目を治療します。
目の周りのツボと足や背中にある肝のツボを使っていきます。
スポーツ選手だけでなく筋肉を酷使した場合は、このようなツボを使うことがあります。
ただ、痛みのある所とは違うところを治療されるので、患者さんは驚くか途中でそこじゃないんですが、みたいな反応をします。
先に一度言っておけば問題もないんですが、忙しい時は、こういうことを言えない時もあるので知らないと余計に驚きます。
話しても理解してもらえない部分もたぶんにあるので、
(なぜなら見えないものだし、科学的には分からないことも多いので鍼師の中にも理解し難いと避けて通る人もいるからそんな勉強した鍼師が分からないことを一般の人に説明するのはとても大変です。)
治療後の変化で納得してもらうしかないです。
もっと東洋医学が科学的に分かってくるとこういう説明がしやすくなると思う。
鍼とツボの科学―ツボに鍼を打つとなぜ効くのか?
神川 喜代男
講談社 刊
入門書としては◎
鍼灸師を目指すときに最初に読んだ本です。
現在では内容に物足りなさも感じますが、きっかけとして読むには良い本だと思います。
耳に打つと腹に効くのは、耳に鍼を打つと空腹感がなくなってやせるという。
ベテランの鍼灸師は鍼を打ち、ピタリと痛みを止めるという。
鍼治療を支えた陰陽五行説や「気血の流れ」の考えを目で探った著者は、
立場からツボや謎に迫り、人体にはいかという考えにたどりつく。
深遠な鍼治療に対する見方を、トータルに知ることができる。
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はりめし―鍼より効くからだすっきりレシピ50
若林 理砂
しょういん 刊
今日からはりめし! 2005-09-28
~「ちゃんとごはんを食べる」って、簡単そうで難しい。
とくに一人暮らしで働いていると。
でもこの本に「レトルトごはんでいいんです」とあるのを読んで、
肩を優しく抱かれたような気がしました。
いつも予約でいっぱいの鍼の先生が自分でも実践している、手軽でかつ体にやさしい食生活のノウハウ。
忙しさを言い訳に、外食かデパ地下のおかずで済ませがち~~……なんだけど、
それだけになるべく「安全なもの」「体にいいもの」を食べたい!
と思っている(つまり私みたいな)人にオススメの、ごはんの本です。~
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わかりやすい小児鍼の実際
谷岡 賢徳
源草社 刊
発売日 2001-03
小児鍼の概略がわかる
鍼灸師です。鍼灸雑誌で著者が「小児鍼をすることで皮膚の状態を診る技術が向上する」ということを書いていらっしゃったので、この本を購入しました。
なんとなく小児針について判ったような気がしたのですが、やっぱり本を読んだだけでは、今ひとつやり方がわかりませんね。
当たり前ですが。
著者も書いている通り、治療院を見学させてもらうのが必須かな、と思いました。
皮膚の緊張と筋緊張をわけるという考え方は、臨床で気をつけてみてみようと思われ、新しい視点を与えてくれるものでした。
でも、この値段は少し高いように思われました。
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刺鍼事故―処置と予防
三和書籍 刊
発売日 2006-04
鍼灸師必読の書??
鍼灸の専門学校では、鍼で事故を起こさないように言われますが、具体的にどういう恐いことが起きるか、またどうしたら未然に防げるかは教えてくれません。そういう意味でこの本は良き先生となるでしょう。良い治療効果だけを知るのでなく、悪い結果も知っていた方が臨床に携わるものとして現実的です。鍼灸発祥の国から学ぶことがたくさんあるということを教えてくれます。事故例だけでなく効果のあった治療例も載っており、この業界ではなかなか見られない貴重な本だと思います。
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リウマチで苦しんでいる方は、日本で何十万人もいます。
若くしてなる若年型のリウマチがありますが、これが大変です。
なぜ大変かというと若くしてなった方のほうが症状が重く強い痛みを伴います。
リウマチというと年をとってからなるイメージがありますが、現在は20代から40代のリウマチも多く見受けられます。
高齢でなるリウマチも痛みは伴いますが、進行はゆっくりと
したものです。リウマチの薬はいろいろ開発されてはいますが、
劇的な効果を示すものは現在でも少ないです。
長く使っていると効果が薄れてくるのか、強い薬に変わったり、
効果が出ない為新薬を試されたりします。
このような薬であまり効かない方が鍼灸院を訪れたりします。
もちろん薬を服用されている方も来院します。
そして鍼は、リウマチに関して言えば、医師の同意(許可)があれば、医療保険の適用になります。
鍼灸の保険適用疾患というものがあり、その中にリウマチが含まれています。
他にも保険適用されるものが、5つあります。
リウマチはどの世代も女性が多く見られます。
鍼灸院に来られる方も女性の患者さんが殆どです。
リウマチの特徴として見られるもので、骨の変形がありますが、
形が変わったものは鍼をしても治りません。
鍼をする効果として、痛みの緩和が主になり、リウマチそのものの完治ではありません。
治療していくうちに稀に完治するケースもありますが・・・・
(このように鍼で完治するケースもあるから鍼は不思議なんです)
鍼は痛みのある部位や関節周辺に治療をしていき、
平行してお灸や赤外線などで温めていきます。
リウマチは体の中の免疫機能の異常により、風邪などのウイルスを
免疫が倒す他に、健康な自分の細胞も破壊します。
その時に、炎症を伴いますが、温めると痛みは緩和される傾向にあるのでお灸や赤外線を使用します。
炎症が強い時や皮膚の温度が高い時(熱がある時は)は温めません。
鍼治療後、リウマチの薬を服用している方も痛みの緩和があります。
熱を持っていた部位も熱が引いています。
リウマチの方は筋肉の緊張が異常に高いのですが、
治療後は非常にやわらかくなります。筋肉の緊張が高い為、痛みが出ている、
もしくは痛みが出ている為筋肉が緊張しているので筋肉が柔らかくなっていることは重要です。
そして、治療前と治療後で特に変わるのが顔の表情と声です。
特に若くしてリウマチになっている方は、仕事を持っていることが多く、
ただでさえリウマチでつらい体なのに、体を酷使しているので治療前は顔の表情がとても暗く、
表情が暗いので声のトーンも低い。
その表情が明るくなり、声のトーンが高くなるのがよく分かります。
またそれだけつらい体だったなのだなとこちらも再認識もします。
継続して治療していると、痛みの程度が弱くなっていきます。
日常生活が困難な方も仕事復帰することがあります。
(非常に症状が重い場合は別です)
ただ、リウマチの特徴である朝のこわばりや変形は治すことは出来ないし、
日常生活に支障をきたすようなつらさをとることは出来ても、リウマチの本質を治すことは出来ません。
リウマチ患者は増加傾向にあるので将来完治する病気になると思いますが、
それが近い将来なのか、遠い将来かは分かりません。
痛みを抱えて自殺する人も大勢いるのが現状です。
よく耳にするのが患者同士がコミュニケーションを取れる場が欲しいということです。
今は個人情報保護の関係で病院側も紹介出来ないところが多いようですがもう少しその当たりの整備が出来ると心の不安がなくなり自殺者が少なくなるのではないかと感じます。
人の体にはたくさんの筋肉がありますが、顔にある筋肉を表情筋と言います。
人の表情筋は他のどの動物よりも多く、その数は30対にもなります。
この表情筋は眉にしわを寄せたり、鼻孔を膨らませたり、
キスをするときなど口をすぼめたり、
あるいはあご先を上げたふくっれ面までたくさんの表情を作ることが出来きます。
そのうち、笑顔を作るには8つの表情筋の筋肉を使いますが、
しかめっ面をするときは多いと20の表情筋を使って表現します。
意識せずに顔で表現することが出来るが、非常に多くの筋肉を使っていることが分かります。
もちろん筋肉なので使えば、鍛えることが出来ます。
顔がたるんできたなどダイエットや美容にも筋肉を鍛えることで対応することが出来きます。
ダイエットや美容というといかに楽をして、手に入れるかだが、
ダイエットや美容が簡単に手に入るはずがありません。
筋肉を鍛える為には自分で筋肉を動かさないといけないません。
しかし、顔の筋肉は比較的疲れずに動かすことが出来ます。
長くやれば別ですが。
ただ意外と複雑に筋肉を使って表情を作ることができる割に
一つ一つを個々で使おうとするとうまくいきませn。
例えば、目を大きく開ける時眉を上げずに大きくするのは難しい。
これは、眉を上げる筋肉が目を開ける作用を助けているのだが、
普段意識しなですると眉を上げる筋肉を強く使っているため、
目だけを開ける筋肉がうまく使われていません。
このような普段使われていない筋肉を意識して使ってあげると目を開ける筋肉なら、
普段から目が一回り大きくなって見えます。
頬骨の筋肉ならしわが少なくなり、若く見えるようになります。
また人前に出る出ないでも表情は変わってきます。
芸能人が良い例でしょう。
人前に出るということは常に顔の筋肉に緊張状態が生まれ、自然と筋肉を使う為表情が豊かになります。
新人タレントや芸人が表情が乏しいのも、人前に出てまだ日が浅いため表情筋をうまく使えていないからです。
人は顔で感情を表しますが、他の動物はどうでしょう。
馬は耳で感情を表します。
その為、馬の耳には13もの筋肉が存在します。
馬が耳を動かせるのもこの筋肉が存在するからです。
逆に人は耳を動かす筋肉が4つしかありません。
なので、殆ど耳を動かすことは出来ません。
馬と違うことは耳で感情を表すのではなく、顔で感情を表すということです。
初対面の人に良い印象を与えるのにも顔の表情筋は大切です。
中身が大事と言いながらも、人の情報手段は目からが80パーセントを締めているのですから、
是非顔の表情筋を鍛えることをお勧めします。
足は小さな兵隊と呼ばれることがある。
足には体重を支える為にアーチを作り衝撃を吸収する。
アーチとは俗に言う土踏まずのことだが、
足にかかる体重は起立時に比べ歩行時は2倍の衝撃が加わる。
走行時は起立時に比べ4倍の衝撃がかかる。
その為、衝撃を吸収する為、クッションの役割が必要になる。
もし、足の裏が平らで地面にピタッとついていたら膝や腰に障害が
でるだろう。
極度の偏平足がそうだ。膝痛や腰痛へのリスクが高い。
人が4足歩行から2足歩行になる段階で、
足と地面との遊びが生まれた。つまり土踏まずが出来た。
この土踏まずは、足の骨と靭帯で、
踵骨(かかとの骨)、第1中足骨の頭(足の親指付け根)、
第5中足骨の頭(足の小指付け根)の3点で結ぶ3つのアーチを
描くように配列している。
この3つのアーチ(土踏まず)は同時に足の中央を持ち上げ、
体重を分散させ、吸収するのに理想的な形の構造を作る。
このアーチ(土踏まず)はハイキングやロッククライミングの際、
足を引っ掛けるのに役立つように出来ている。
また、陸上選手などアスリートなどはこの土踏まずが
隠れてしまうことがある。短距離の末次選手やサッカーの柳沢選手
がそうである。
末次選手のような短距離選手は足の裏の筋肉が発達している為
土踏まずが見られない。日本人で唯一9秒台の期待のかかる
末次選手ならではの足であり、他の短距離選手が全員土踏まずが
見えないわけではない。柳沢選手も同様で裏への抜け出しなど、
瞬間的なスピードは日本人ではトップクラスだからこそ、
足の裏の筋肉が発達してるのだ。
柳沢選手には最後の決定機を逃さないようしてもらいたいが・・・
まあただ、このスピードがあるからこそ柳沢選手は決定機の場に
いられるわけで他の選手では決定機まで持ち込めないと思う。
並外れた努力の賜物が足のアーチ(土踏まず)を作るのだから、
凡人がとやかく言うことではない。
少しずれましたが、人の体は理に適った構造をしており、
その構造を生かしてこそ本来の力が発揮できるのだと思う。
人の体重の15%は骨から出来ている。
体重60キロなら9キロが骨である。
その骨の約半分が水分から出来ており、
骨にも水分があるとは意外な感じだ。
残りの半分が硬い緻密質となっている。
緻密質とは、カルシウムやリンなどからなる。
カルシウムはそのうち約900グラム。リンは約450グラムある。
カルシウムが900グラムとは意外に少ないよう感じる。
もっと多くあるように思っていたが、実際はこれぐらいだ。
リンはマッチの先端についている着火剤のようなものだが、
この人の量のリンからマッチが約2000本も出来る。
タイトルの人の体でマッチが出来る?は、
リンのこの量からつけたものであって実際には
リンだけを抽出するのは難しいだろう。
まあ人からわざわざリンを抽出してマッチを作る必要性もないので
現実に行うことはないだろう。
この骨の成分の数値は健康な人の数値であって、
年齢が重ねばカルシウムやリンの数値は下がる。
女性であれば余計にそうだ。
男性に比べ女性は閉経を迎える頃になると
カルシウムの数値が減る。ホルモンバランスの関係から。
よく聞く骨粗しょう症の人数もこの年代以降の方は
半数以上は骨粗しょう症になっている。
骨粗しょう症になると当然もろくなるので骨折しやすくなる。
高齢になれば、この骨折がきっかけで寝たきりになることもある。
遺伝的な要因もあるようだがやはり重要なことは食事。
食事でいかにカルシウムを多く取るか。
そして吸収を良くする為のビタミンDを取るかが大切だ。
ちなみにタバコを吸うとビタミンDの吸収が落ちるため、
タバコを吸わない人よりも骨粗しょう症になる確率は高くなる。
タバコは百害あって一利なし。
ただタバコはなかなかやめられない。
吸わない方が良いことは分かっているのだが。
サルは手の力もさることながら、足も器用に使いしかも力強い。
世界に霊長類は200種以上あるが、
人だけが足で物をつかめない。
動物園に行けば、サルやオラウータン、ゴリラなど
さまざまな霊長類がいるが、手足を器用に使っている。
手なんか、握力100キロを超え、リンゴも握りつぶす。
足の指で器用に物をつかんでいる。
綱渡りもうまく足の指を使い出来る。
動物園にいる動物は野性味を失われているので、
自然界の動物よりも弱い。
もしかしたら、自然界の霊長類は動物園で見ているものより
もっとすごい力を秘めているかもしれない。
では人はなぜ足で物をつかめないのか?つかめなくなったのか?
足の指をうまく使うことが出来ないから。
実際は人も器用に足の指を使うことが出来る。
(他の霊長類のように足の指は短いので力強くはないが。)
だが、出来ない・・・なぜか?
靴を履くようになったから。
まだ、靴を履かない赤ん坊の頃はつかむことが出来た。
赤ん坊の頃の足の指の機能は、靴を履く大人の10倍と言われている。
靴を履くことで指先をうまく使えていない。
また、靴を履かない文化、例えばアフリカの奥地などでは、
大人になっても、足で物をつかむことが出来るだけでなく、
足の指を使って縫い物が出来、針に糸を通すことさえ出来る。
人は進化する過程で知恵はついたが力は失っていった。
使わなければ、機能は落ちていく。
何が進化で何が退化かは分からないが、
自然の力は落ちている。
今の子供たちは裸足での教育を殆ど受けていない。
だから、指先も当然弱くなっている。よってよく転ぶ。
手先を使うことにより頭が活性化すると言われているが、
足先も同じである。足先を使うことで頭は活性化する。
将来の人を考えると、
もっと裸足での教育を増やしていくことが大切なのかもしれない。
人の武器である脳を退化させない為にも・・・・
鍼師になる為には、指先の感覚が大切です。
皮膚の上から触れて体の状態を診なければ ならないからです。 レントゲンやMRIや内視鏡などを使えるわけではないので 体の状態を知る為に非常に重要です。盲目の人が鍼師になったりするのも目が不自由な分、手先の感覚が鋭敏に働くからです。
盲目の人が使う点字ですが、やってみるとわかりますが、
一般の人だと全く分からないと思います。
試しにやってみるいいかもしれません。
身近に点字はたくさんあるので試しにやってみて下さい。
ATMや駅構内の手すりなど、点字は意外に身近にあります。
点字は難しいですから。
また、余談ですが、足先の感覚も優れているようです。
以前一緒に働いている盲目の方は、
目が見えないのに、
「あっ、じゅうたんが変わった。」と、
足先の感覚だけで分かっていました。
で、手先の感覚を養うためにはどうするか?
まずは人の体にたくさん触れること。
解剖学の知識と照らし合わせながら考えながら触れる。
でも、人がいなくても指先の感覚を養うことが出来ます。
昔は、まだ弟子師匠の関係の時代は、鍼を打つのに、
人に10年触ってから打たせてもらえたらしいです。
(触るとは、正確にはあんまやマッサージをすること)
練習方法の一つとして用意してもらうのが、
本(もしくはノート)、髪の毛。
髪の毛を本のページとページの間に挟み、どこに髪の毛があるか
指先の感覚だけで当てます。
15ページ目ぐらいまで分れば合格でしょう。
ただ、人の体を触るのとはまた別なので、体のことを理解するには
人を触るのが一番だと思います。
一人の時であれば自分の体を触る。これが一番。
成人の皮膚には60万もの感覚受容器があります。
指先は体のどの部位よりも敏感で1cm平方あたり2万もあります。
重さでいえば、0.02グラムにも反応出来ます。
ハエと同じ重さです。
この指先の感覚をいかに鍛えるかが大切なんです。
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よく、ダイエットに効くつぼはないの~ってきかれるんですよ。
食欲を押さえるつぼがあるんでその話はまた次回に…。
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ダイエットをしている時は野菜などの食物繊維を多く取ります。
この食物繊維が【亜鉛(Zn)】・【鉄(Fe)】などのミネラルも一緒に身体の外に排出してしまうのです。
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鍼灸の話ではないですが、世界ではいろいろな
民間療法があります。
民間療法とは、お灸であったり鍼もそうです。
またマッサージやアロマオイルなんかもそうです。
日本にも海外からいろいろな民間療法が入ってますが、
国で正式に認めた資格は、
鍼灸あんま指圧マッサージで、そのほかのものは
民間の団体が作った認定資格になります。
カイロやアロマの資格も民間の団体の資格になってます。
で、指圧は日本独自の民間療法ですが、
その日本独自のものがイタリアで専門資格として扱っています。
名前もそのまま「siatu].
もしかしたら綴りは違うかもしれませんが、
「しあつ」と呼んでいます。
そのイタリアの学校のパンフレットを見ると、
Tシャツの背中に「指圧」の文字が入った指圧Tシャツを
生徒全員が着ている風景が写っていました。
最近では、漢字のタトゥーも流行っているので
イタリアでは逆にかっこいいのかもしれないけど、
日本人が見る分には恥ずかしい。学校の講師にも
日本人の顔が出ていたのでもしかしたら
考えたのは日本人かもしれない。
だとしたら、さらに恥ずかしい・・・
しかし、このパンフレットを見たときは変な感じでした。
イタリア人が指圧してる風景は異様な感じで。
日本のものと言う感じがあるから。
ただイタリアでは学校が出来るぐらいだから
指圧の需要が多いのだろう。
でも指圧Tシャツには驚かされた。
というか笑った。
ちなみに日本の学校では指圧Tシャツは着ません。
当然のように白衣を着てやります。
最近は日本でも医療関係の裁判が増えているが、
大国アメリカは群を抜いて多い。
日本や中国で確立している治療が裁判が怖くて行えない。
鍼よりもお灸でその例は多い。
お灸は日本でも火傷を作ると問題になったりするが、
裁判になった例はあまり聞いたことがない、
ただアメリカで火傷の出来るお灸をしたものなら、
即裁判・・・・・そして敗訴・・・・・賠償金
となる。
アメリカで鍼の講師をしている方に聞いた話では、
お灸は暖める程度のもの(温灸を使用。火傷が出来ないので)で、
日本や中国で行われているようなことは絶対に出来ない。
効果があろうが火傷が出来たら通用しないという話だ。
また、訴訟問題とは離れるがアメリカや欧米では、
鍼治療の際痛み(響きも含め)の出ない鍼が好まれる。
日本でも最近は痛みの出ないような鍼が好まれているが、
鍼の発祥の地、中国では痛み(鍼をしたときのひびき)が
ないと逆に問題になる。治療された気がしないらしい。
昔の人が痛くないと効かないと我慢するのと同じだ。
お国によって鍼灸に対しての捉え方が違う。
アメリカの流れを日本は追う傾向にある。
将来、鍼灸治療に限らず医療の現場で訴訟怖さで
良い治療が出来なくなる時が来るかもしれない・・・・・
現に産婦人科医が少なくなってなっているのも、
少子化だけが原因ではなく訴訟問題が怖くて
減っているとも言われている。
患者さんと接していて信頼関係が出来ると
いろいろ身の上相談に乗ったり、深い話をしたりする。
ある年になってくるとよくされるのが、
「最近精力が落ちた」とか「たたなくなった」などの
男性の悩みを話してくる。
男性にとっては痛烈な悩みだ。
で鍼なんとかならないかといった具合である。
男性も更年期があるようにホルモンバランスの関係で
たたなくなったりする。
また、体力が落ちて疲れやすくなるとさらにたたない。
病気なんかで弱っているときが良い例だ。
ストレスで神経をすり減らしているとホルモンバランスを
崩すのでさらによくない。
最近は男性のこのような悩みを受けた薬が雑誌に出ていたり
するが、疲れやストレスからたたないケースであれば鍼灸でよくなる。
全身の症状を取ることによってその日からたったという声も
聞くが、ストレスが強い場合はお灸を使うこともある。
どこにお灸をするかというと、
三陰交(さんいんこう)、懸鐘(けんしょう)、大敦(だいとん)
ここに紹介するつぼは一部だが(背中のツボにも行う)、
ここに半米粒(お米の半分ぐらいの大きさ)のお灸を4~5壮。
これを一週間続けていると、
勃起不全や早漏などの悩み解消に至る。
ある先生の研究だと神経性の勃起不全なら10割と言っていた。
まあ、ほんとかどうかはさだかではないが、実際に効く。
ただし、このお灸はストレスや疲労からくる勃起不全には良いが、
糖尿病や腎臓病などからくる勃起不全に対しては効かない。
その人がどういうところからなったのか
見極めた上で行わないといけない。
もともと肩こりや腰痛を持っている人がこういう相談をしてくる
ことが多く、ストレスからくるとなれば誰でもなりうる症状ではある。
ただ、テレビなどで報道されている数より実際は多い気がする。
勃起不全や早漏の相談にのることが多いから。
80歳を超えるおじいさんから真剣に相談されたこともあるけど、
そういう悩みをその年で持てるのは元気だと思うが・・・・・・・
最近は女性の鍼灸師も随分増えてきました。
学校自体も増え、手に職をつけたいと思う女性が増えたこと。
なにより、女性の患者さんが多い。
鍼灸院にくる7割は女性で、中には受けるだけでなく、
患者さん本人が鍼灸師を目指すこともある。
実際学校にいたときも"鍼を受けてた先生のすすめで、この学校に入りました”という人もいました。
昔は師弟関係が多いので、逆に紹介がないと、
学校に入れなかったりもしたそうです。
女性の患者さんが多いということは、女性特有の病気も診ます。
なので、月経異常や妊娠、更年期症状(男性にもありますが)
を話すときや診察するときに抵抗があるようです。
診察の際、服も脱いだりするわけだから、若い人ならなおさらですよね。
さらに以前見た新聞に鍼灸盗撮という字がおどっていました。
内容は治療中に女性患者の体をカメラで撮っていた為、
気づいた女性が捕まえて、警察に突き出したと出てました。
こういう鍼灸盗撮に限らず、医師のわいせつ行為なんかも
マスコミで叫ばれるようになってきた影響もあって
女性鍼灸師の要望が強いんじゃないかと・・・
安心して受けられないですからね。
そんな流れもあり女性専門鍼灸院というのが出てきました。
字のごとく女性患者、女性鍼灸師オンリー。
今多いですよね。女性のみって。
鍼灸に限らず、流行のものは。
例えば、ヨガや岩盤浴、女性限定車両もそうですね。
地方はまだまだ女性専門鍼灸院はおおくないですが、
都内だと女性専門鍼灸院は増えてきてますね。
ニーズもあり、これからはもっと女性鍼灸師が増えていくはずです。
鍼の種類はいろいろありますが、この鍼は絶対に痛くない。
その鍼は円皮鍼。
字のごとく皮膚に刺す鍼です。
数ミリの小さい鍼を丸いテープで皮膚につけておくものです。
ピップエレキバンの鍼バージョンといったところですかね。
使い方もピップエレキバンみたいで、
テープにすでに鍼がついているので
ピップエレキバンをつけるようにツボに貼るだけ。
便利な点は痛くないのとツボさえ教えれば誰でも使える点。
それと1週間ほど貼ったままに出来るし、お風呂にも入れるので、
長時間鍼を刺しておくことが出来るのでとても便利です。
皮膚に刺してあるだけなので、動いても痛みは出ません。
まあ、あるとしたらテープでくっつけておくので人によっては痒くなるぐらい。
効果としては普通の鍼の方が効果があるようには感じますが、
しっかりとツボに当たれば、ずっと貼っておけるので
慢性疾患にはいいです。
但し、体には慣れがあるので同じ場所が痛いからといって
同じところにばっかはっていると効果が薄くなるので、
少しずらして使っています。その方が効果が期待できるから。
円皮鍼なんて見たことがないと言う方もいるかもしれませんが、
スポーツをしている方やスポーツが好きな方だと
目に触れているかもしれません。
こういうものをよく使うのが駅伝。
箱根駅伝なんかで、目に触れているんじゃないかな。
怪我した所や予防のために流行ったスパイラルテープや、
鼻に貼って呼吸をしやすくテープなど駅伝って良い物を紹介する媒体に
なってたりするんだけど、円皮鍼も使っているのをみていると思います。
いろいろと良いと思うものが駅伝でいち早く使われるので、
来年の正月の箱根駅伝を見る際はそういうものが使われているかどうか
を見るのもおもしろいかも。
大学によっては鍼灸院と提携している所もあるので、
今年もきっと円皮鍼が使われているはずです。
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asahi.comにニュースが流れてたので、掲載します。
世界基準が出来たというニュース。以下から
国ごとに異なっていたはりやきゅうで使われる361カ所のツボの位置を、世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局が国際的に統一した。2日まで茨城県つくば市で開かれていた国際会議で決定した。
ツボ治療は約2000年前から行われ、各国で引き継がれるうち、位置や名称にずれが出てきた。WHOは89年に361カ所の名称を統一。03年から、日中韓の3カ国で統一案づくりに取り組んできた。3カ国では92カ所が食い違っていたことがわかったという。
国際会議には日中韓をはじめ9カ国2組織が参加。3カ国がまとめた案では、6カ所のツボで合意できておらず、1日の会議で、投票で決めた。このうち、動悸(どうき)や精神的不安、高熱などに効くとされる「労宮」は、日本や中国で古来引き継がれていた、人さし指と中指の間の下の部分に統一された。統一基準は、日本国内の教科書と約40カ所が異なっているという。
日本側の代表として参加した形井秀一・筑波技術大教授は「標準的な位置が決まったことで、効果や臨床的研究について、国際的に議論できるようになる。教育の標準にもできる。グローバル化のスタート地点に立てた」と話している。
