人前に出たり、舞台立ったりなど緊張したときに、
手に人という文字を3回書いて飲み込む。
もしくは手のひらをさすったり、手をもんだりしたことはありませんか?
これ、ホントだと思います?
東・西洋医学の考え方で説明することが出来ます。
体中につぼがありますが、そのつぼとつぼを線で結んだものを、
<経絡(けいらく)>と呼びます。
つぼも正確に呼ぶと<経穴(けいけつ)>。
<経穴>を結んだ道筋なので<経絡>と呼びます。
<経絡>には14の流れがあります。
(肝・心・脾・肺・腎・心包・胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦・任・督の流れ)
五臓六腑の流れを基本的には表しており、
その中の心包経の流れの中に
<労宮(ろうきゅう)>というつぼがあります。
心包経は簡単に言えば、
精神を左右する流れで、治療のときは用途によってつぼを使い分けしますが、
特にこの<労宮>は精神を落ち着かせる作用が強いです。
<労宮>は手のひらの中心にあります。
手のひらに鍼を行うことはほぼありませんが、
なぜなら手のひらは知覚神経が過敏で、
痛覚もたくさん点在しているのでとても痛いんです。
ほかのつぼで代用出来ることもあるので、けがや腱鞘炎などがない限りは
鍼は避けたいですね。ホント痛いから。
ですから、行うなら指圧やマッサージですね。
手のひらのこのつぼを押すと体を落ち着かせる効果があります。
ハンドリフレ(手のマッサージ)が出来たのも頷けます。
気持ちよいから。。。
また、自律神経のバランスを保つため交感神経と副交感神経がありますが、
交感神経は興奮する作用、副交感神経は落ち着かせる作用と考えてください。
緊張状態は興奮していますから、交感神経が良く働いているので、
逆の副交感神経を働かせると、
緊張が緩和されてきます。
そして、先ほどいった<労宮>は副交感神経の働きを良くするので、
緊張したときに触ったりして刺激すると緊張が和らぐのです。
赤ん坊や小さい子供が親にくっついて手と手をつなぎたがるのも、
気持ちを落ち着かせるためだと思います。
また、緊張したとき、手に汗にぎるって言葉がありますよね。
これも、自律神経の作用で説明出来るんです。
緊張すると交感神経の働きで汗腺が開き、汗をかきます。
手のひらは特に汗腺が密集しているので、余計に汗をかきます。
好きな人と握手するときや手をつなぐときに汗をかくのも
自律神経の作用なんですよ。
少し本題からずれましたが、
手のひらに人の字を書いて飲み込むんで、緊張をほぐすのは間違っていないんです。
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